ジョウビタキのオスとメスの違い
ジョウビタキは主に冬鳥として日本で見られる野鳥です。山地から平地まで広い範囲に渡来し、住宅地の公園などでも見られます。
開けた場所を好むため、非常に見つけやすい野鳥です。
オスとメスの見た目が異なり、鮮やかな見た目のオスに比べて控えめな色合いのメスは他の野鳥と間違えられることも多々あります。
見た目の違い
顔の違い
ジョウビタキのオスの特徴は何といっても、灰色の頭と黒い顔です。灰色の頭は、陽の光の当たり具合で、綺麗な銀色に見えることもあります。
メスはオスに比べて控えめな色合いですが、特徴的な白いアイリングがあります。
正面
オスは黒い顔と鮮やかなオレンジ色のお腹の境界線がはっきりとしていますが、メスは顔とお腹の色にあまり違いがなく、お腹の方が色が薄くなっている程度です。(稀にお腹がオレンジがかったメスもいます。)
背面
背面から見比べてみると両方とも羽の白斑がありますが、オスの白斑の方が少し大きく、背中や羽が黒いことも相まってメスに比べるとよく目立って見えます。
正面と同じく、後頭部と背中の境界線が分かりやすいオスに比べて、メスは後頭部から背中にかけてほぼ同じ色をしています。
メスの腰はメスの体で最もオレンジ色が濃いポイントです。