チョウゲンボウとコチョウゲンボウの違いと見分け方

チョウゲンボウとコチョウゲンボウの違いと見分け方

チョウゲンボウとコチョウゲンボウは同じハヤブサ科の猛禽類で、名前の通り非常によく似た野鳥です。

生息地や習性も似ているポイントが多く、同時に見られることも多い野鳥なので識別ポイントはしっかりと押さえておきましょう。

オス同士は違いもはっきりしており、見分けるのは簡単ですが、メスや幼鳥は非常によく似ているので識別には特に注意が必要です。

特にチョウゲンボウは猛禽類の中でも観察機会の多い野鳥なので、チョウゲンボウの識別ポイントから押さえていくのがおすすめです。

※チョウゲンボウとコチョウゲンボウのメスと幼鳥・若鳥を同定することは難しいので、ここでの画像は幼鳥の可能性のある画像も便宜上「メス」として扱っています。

【PR】スマホ用野鳥識別アプリはこちら

スポンサーリンク

見た目の違い

大きさの違い

大きさは名前の通りチョウゲンボウよりコチョウゲンボウの方が少し小さくなっています。チョウゲンボウを見慣れていれば、コチョウゲンボウは明らかに小さく感じます。

色の違い

チョウゲンボウとコチョウゲンボウのオスの成鳥同士は見分けるのが非常に簡単です。

茶色い背中に黒点があるチョウゲンボウに対し、コチョウゲンボウの背中は灰色をしています。

チョウゲンボウとコチョウゲンボウの違いと見分け方 背中の違い

また、頭の大部分が灰色のチョウゲンボウに対して、コチョウゲンボウは頭頂部がと顔の一部が灰色になっています。

 

反対にメス同士は非常によく似ており、チョウゲンボウのメスの背中が明るい茶色と黒のまだら模様に見えるに対して、コチョウゲンボウのメスは灰色に近い暗い茶色をしています。

チョウゲンボウとコチョウゲンボウの違いと見分け方 背中の違い メス

尾羽の違い

チョウゲンボウとコチョウゲンボウのメスには尾羽に特徴的な違いがあります。

両種のメスとも、尾羽に黒い帯が入っていますが、この帯の太さに違いがあります。

チョウゲンボウとコチョウゲンボウの違いと見分け方 尾羽の違い

チョウゲンボウの帯が細いのに比べて、コチョウゲンボウの帯は太くなっています。帯の数も細い分だけチョウゲンボウの方が多くなっています。

この黒い帯は電線などに止まっているとよく見えるので、わかりやすい識別ポイントになります。

眉班の違い

一般的にチョウゲンボウとコチョウゲンボウの違いとして眉班があげられ、チョウゲンボウに比べてコチョウゲンボウは白い眉班がはっきりしているといわれますが、眉班には個体差が非常に激しく、特にメス同士ではチョウゲンボウでも白い眉班がはっきりしていたり、コチョウゲンボウでも白い眉班がはっきりしていない個体もよく見られます。

そのため、眉班だけで判断するのではなく、他の識別ポイントと併せて判断するといいでしょう。

胸の模様の違い

チョウゲンボウの胸~腹には黒斑があり、コチョウゲンボウのメスにも茶色いまだら模様がありますが、脇腹に白斑が目立つものがいます。

この白斑は幼鳥や雌成鳥で個体差がありますが、チョウゲンボウにはほぼ見られない特徴なので、押さえておくといいでしょう。

チョウゲンボウとコチョウゲンボウの違いと見分け方 胸の違い

スポンサーリンク

その他の違い

見られる時期の違い

チョウゲンボウは主に留鳥や漂鳥として河川敷や農耕地、海岸沿いなどに生息しており、一年を通して観察できる可能性のある野鳥です。特に冬は平地でも多く見られるようになるので、観察できる機会は多いでしょう。

一方でコチョウゲンボウは主に冬鳥として日本にやって来る野鳥です。チョウゲンボウと同じく河川敷や農耕地、海岸沿いなどで見られますが、チョウゲンボウに比べて数が少なく、観察する機会はそう多くはありません。

ただし、冬の農耕地では両種が同時に見られることがあり、縄張り争いをしていることもあるので、近くにいる場合は両種の違いを観察してみるといいでしょう。

 

飛び方の違い

一般的にチョウゲンボウはゆっくりと旋回やホバリングをしながら地上の獲物を狙って捕らえるのに対し、コチョウゲンボウは小鳥の群れなどに猛スピードで突っ込んでいって狩りをします。

飛ぶスピードは目に見えて違うので、チョウゲンボウはゆっくり飛び、コチョウゲンボウは速く飛ぶと覚えておくといいでしょう。

 

 

スポンサーリンク

【PR】スマホ用野鳥識別アプリ

Picture Bird - 撮ったら、判る--1秒鳥図鑑
Picture Bird - 撮ったら、判る--1秒鳥図鑑
開発元:Next Vision Limited
無料
posted withアプリーチ
スポンサーリンク
スポンサーリンク