昨日は茨城県にある筑波山にバードウォッチングに行ってきました。
今回の狙いはそろそろ来ているはずのハギマシコ。
少し心配だった積雪もほぼなく、日陰に少し雪が残っている程度でした。それでも山頂付近は各所に霜柱が立っており、凍結箇所もいくつかありました。
山頂付近に到着すると、コマ展望台横の斜面でカシラダカの群れが採食中でした。
一瞬ミヤマホオジロかと思いましたが、顔に黄色い部分や黒い部分がないのでカシラダカ。
コマ展望台付近ではカシラダカの他には特に野鳥は見られなかったのでカタクリの群生地に移動すると、1羽のカヤクグリが出てきてくれました。
カヤクグリはエサ探しに夢中で近くまで寄ってきてくれました。
夏の富士山ではガンガンさえずっていたカヤクグリもここでは静かで、保護色も相まって一度目を切ると再び見つけるのに少し苦労しました。
カヤクグリのすぐ近くではウソの群れも見られました。
冬の筑波山でのウソとの遭遇率は高く、個人的にはウソ=筑波山のイメージです。
ウソは地面と近くの木の枝を往復しており、枝の方では花芽を食べていました。
花芽を食べるのに夢中だったので、ほぼ真上のかなり近い位置でウソをじっくり観察することができました。
カシラダカの群れがいた斜面に戻ると、今度は同じ場所で正真正銘ミヤマホオジロの群れが採食中でした。
ミヤマホオジロのオスは紫峰杉へ続く階段のところにも出てきましたが、杭とロープが邪魔になりじっくり観察することができませんでした。
色の淡いメスはかなり近くまで寄ってきてくれました。
コマ展望台近くに人が増えてくるとミヤマホオジロの群れはカタクリの群生地の方へ移動。
カタクリの群生地の斜面はコマ展望台横の斜面よりも傾斜が緩いのでじっくり観察することができました。
自慢のモヒカンも正面からバッチリ。
ミヤマホオジロの群れがカタクリの群生地の方にやってくると警戒したのか、ルリビタキがミヤマホオジロの群れの近くを飛び回っていました。
山頂付近には1時間半ほどの滞在しましたが、期待していたハギマシコの群れは見られなかったので今回は運が悪かったのか、まだ到着していなかったのかもしれません。
今回確認した野鳥
ウソ
カケス
カシラダカ
カヤクグリ
コゲラ
シジュウカラ
ジョウビタキ
シロハラ
ヒヨドリ
ミヤマホオジロ
メジロ
ヤマガラ
ルリビタキ
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