富士山富士宮口五合目で見られる野鳥と観察ポイント
![](https://yacho-joho.com/wp-content/uploads/2019/06/6ec23e672b2c97d6c915bac362d6d3e5.jpg)
富士山富士宮口五合目で期待できる主な野鳥
夏鳥・漂鳥 アマツバメ イワヒバリ カヤクグリ ビンズイ ホシガラス メボソムシクイ ルリビタキ
富士山の静岡県側にある富士宮口五合目には高山性の野鳥が多数生息しています。
登山道の他に遊歩道も整備されているため、登山装備がなくとも高山に生息する野鳥の観察を楽しむことができます。
また富士宮口五合目まで行けるスカイラインは、冬は通行止め、夏になるとマイカー規制のため、富士宮口五合目までは水ヶ塚の駐車場からバスで行くことになるので注意しましょう。そのため、富士宮口五合目での野鳥観察は春と秋がおすすめです。
宝永山遊歩道
富士宮口五合目の駐車場の東側には宝永山へと続く遊歩道が整備されています。宝永第二火口縁までは登山道に比べるとアップダウンも少なく比較的歩きやすい道が続きます。
春の遊歩道ではメボソムシクイが高い確率でさえずっています。
![メボソムシクイ](https://yacho-joho.com/wp-content/uploads/2017/07/b5e75ff23a8df1091b21758683a7bff5-580x435.jpg)
メボソムシクイ
木の高いところでさえずることの多いメボソムシクイですが、斜面沿いを進む遊歩道では、目線の高さで飛び回ってくれるので非常に観察しやすくなります。
遊歩道を進んでいくと途中で開けたガレ場があります。
![ガレ場](https://yacho-joho.com/wp-content/uploads/2017/07/679e0b6a4428ebb603b936b72f1076eb-580x435.jpg)
ガレ場
崖の下ではアマツバメが繁殖しており、多くのアマツバメが飛び交います。
ホシガラスもよく飛ぶので、声が聞こえたら木のてっぺんを探してみるといいでしょう。
![ホシガラス](https://yacho-joho.com/wp-content/uploads/2017/07/614d62bbaa52cde6579ae4885ab043d3-580x435.jpg)
ホシガラス
宝永第二火口縁
遊歩道の林を抜けると、宝永第二火口にでます。ここからは砂利道の急坂になります。
火口縁ではイワヒバリやルリビタキ、カヤクグリなどが見られます。
![イワヒバリ](https://yacho-joho.com/wp-content/uploads/2017/11/fb2aacd8f005123bf9aca1990b379ddd-580x435.jpg)
イワヒバリ
イワヒバリは名前の通り、岩場を飛び回ることが多いので、視線を下に落として探すといいでしょう。
ルリビタキやカヤクグリはカラマツなの枝先に止まってさえずることが多いので、背の高い木々がない火口縁では非常に観察しやすくなります。
![ルリビタキ](https://yacho-joho.com/wp-content/uploads/2019/06/1016a7f15445868e906cc03393ad694f.jpg)
ルリビタキ
ビンズイはさえずり非常を繰り返していることが多く、遊歩道から上空を鳴きながら飛び回る姿を観察できます。
![ビンズイ](https://yacho-joho.com/wp-content/uploads/2017/07/0da92ee433371361758781052558a860-580x435.jpg)
ビンズイ
![岩場でさえずるビンズイ](https://yacho-joho.com/wp-content/uploads/2017/07/db7fca0cd2e6ef07e648212489b3c862-580x435.jpg)
岩場でさえずるビンズイ
管理人が確認した野鳥
アトリ
アマツバメ
イワツバメ
ウグイス
カヤクグリ
キセキレイ
キバシリ
ヒガラ
ビンズイ
ホシガラス
マヒワ
ミソサザイ
メボソムシクイ
ルリビタキ
おすすめの時期
春・秋
周辺の宿泊施設
所在地・アクセス
住所:静岡県富士宮市粟倉
最寄りの高速出口:東名高速「御殿場IC」より約1時間
駐車場:あり
トイレ:あり