奥庭・御庭・御中道で見られる野鳥と観察ポイント
![奥庭・御庭・御中道で見られる野鳥と観察ポイント](https://yacho-joho.com/wp-content/uploads/2022/06/99f22712ffa3f6909fe2902928740e3c.jpg)
留鳥 ヒガラ ホシガラス
夏鳥 ウソ カヤクグリ キクイタダキ コルリ ビンズイ メボソムシクイ ルリビタキ
富士山の山梨県側、スバルラインの途中にある奥庭・御庭・御中道は主に亜高山帯に生息する野鳥が多く見られる探鳥地です。奥庭駐車場を利用すれば奥庭・御庭・御中道のすべてにアクセスすることができます。
スバルラインは夏にマイカー規制、冬には積雪で通行止めになることが多いので、野鳥の観察は春か秋に行くといいでしょう。
奥庭自然公園
奥庭の駐車場から遊歩道を降った場所にある奥庭自然公園では春から夏にかけてカヤクグリ・ウソ・メボソムシクイ・キクイタダキ・ホシガラス・ルリビタキなど亜高山帯に生息する野鳥を一通り観察することができます。
駐車場から奥庭荘までは林の中を石畳の下り道が通っています。
![奥庭自然公園 駐車場から奥庭荘までの道](https://yacho-joho.com/wp-content/uploads/2022/06/0c95c3c5d60ff93d397dd5999590e3b7-400x300.jpg)
駐車場から奥庭荘への道
林の中ではキクイタダキが低い位置を飛び回っていることがあるので、探しながら奥庭荘まで下りていくといいでしょう。
奥庭自然公園には多くの野鳥が水浴びにやってくる奥庭荘の水場がありますが、奥庭荘の水場は常にカメラマンで賑わっているので、ゆっくりと野鳥を探したい場合は奥庭荘から展望台までの遊歩道がおすすめです。
遊歩道は開けた場所がほとんどなので、樹上でさえずるルリビタキやウソなどを探しながら歩くといいでしょう。
![奥庭自然公園の野鳥 ウソ](https://yacho-joho.com/wp-content/uploads/2022/06/46b95db8a9d589d4947d40f9586e623c-400x300.jpg)
遊歩道沿いの木のてっぺんに止まるウソ
展望台手間の東屋がある場所は特に開けており、林の上部を見渡すことができるおすすめのポイントです。
![奥庭自然公園 遊歩道 東屋](https://yacho-joho.com/wp-content/uploads/2022/06/7238eec6f24336b3f8652da248c457ea-400x300.jpg)
展望台手前の東屋
御庭
奥庭自然公園の駐車場を挟んで反対側にある御庭も、奥庭と同じく亜高山帯に生息する野鳥を観察することができます。
駐車場からしばらくは林の中を歩くことができ、林の中をキクイタダキやミソサザイなどが飛び回っていることがあるので探しながら登っていくといいでしょう。
![御庭の野鳥](https://yacho-joho.com/wp-content/uploads/2022/06/b62bfc3b221785622fab519932550a56-400x300.jpg)
奥庭駐車場から続く遊歩道
林の中をしばらく進むと視界が開け、樹上の野鳥を観察しやすくなります。
樹上でさえずるルリビタキやカヤクグリなどが見やすいので、木のてっぺんを中心に探してみるといいでしょう。
![御庭で見られる野鳥 御庭](https://yacho-joho.com/wp-content/uploads/2022/06/be450178e71f6f4d54ac2ee9105e8c3c-400x300.jpg)
林を抜けると視界が開ける
御庭へは奥庭駐車場から徒歩五分ほどの御庭入口駐車場からも行くことができます。
![御庭入口駐車場近くの階段](https://yacho-joho.com/wp-content/uploads/2022/06/8ed1013c34109ef371a3b987702ee342-400x300.jpg)
御庭入口駐車場近くの階段
こちらは奥庭駐車場から行くよりも開けた場所を通れるので、ビンズイなど樹上でさえずる野鳥が観察しやすいポイントです。
![御庭の野鳥 ビンズイ](https://yacho-joho.com/wp-content/uploads/2022/06/3b49c5aa9fe42fef150225fb1fca16f3-400x300.jpg)
樹上でさえずるビンズイ
お中道
![御中道の野鳥](https://yacho-joho.com/wp-content/uploads/2022/06/e3d3ae3e44cf04b83808ccb89480b757-400x300.jpg)
御中道
御中道は御庭とスバルライン五合目を結ぶ遊歩道で、スバルライン五合目、御庭入口駐車場、奥庭駐車場から入ることができます。
御中道は等高線に沿って通っているため、アップダウンがほとんどないので歩きやすくなっていますが、御庭や奥庭から向かう場合は急な階段を登らなければならないので、御中道のみが目的の場合は歩きやすいスバルライン五合目から往復して野鳥を探すといいでしょう。
スバルライン五合目から御中道に入ると、しばらくは林の中を歩くことができます。林の中ではミソサザイやルリビタキの他にコルリがさえずっていることもあるので要チェックです。
管理人が実際に確認した野鳥
ウグイス
ウソ
カヤクグリ
キクイタダキ
コガラ
コルリ
ヒガラ
ビンズイ
ホシガラス
メボソムシクイ
ミソサザイ
ルリビタキ
奥庭・御庭・御中道のブログ記事一覧
アクセス
住所:山梨県南都留郡鳴沢村
トイレ:あり
駐車場:あり