昨日は台風が通過した後の葛西臨海公園へ。
まだ風が強い中、西なぎさへ向かうと数羽のトビが草地に降りていました。
風が強くうまく飛べないようで、たまに飛び立ってはすぐに地面に降りていました。
トビが少し飛び立つたびに驚いていたのはウミネコ。
トビが来て飛び立っても何度かは同じ場所に戻ってきましたが、終いにはトビのストレスに耐え切れなくなったのか遠くへ飛び去って行きました。
バーベキュースペース脇の木々には虫が大量発生しており、ツバメやスズメ、ハクセキレイなどが集まってきていました。
ツバメは特に数が多く、飛んでいる小さな虫を器用に空中でキャッチしていました。
ツバメの食事をしばらく見ていても虫は一向に減る気配がなく、この場所以外にも広範囲に散らばっていました。
居残り組のカンムリカイツブリは西なぎさと東なぎさの間の水路にいました。
西なぎさから鳥類園に移動して下の池を見ると、キアシシギの群れを発見。
キアシシギの群れは半数以上がくちばしを背中に突っ込んで休憩していました。
キアシシギの群れのすぐ横には2羽のアオアシシギ。
2羽とも片足で羽繕いをしたり休憩したりしていました。
アオアシシギとキアシシギが並んでいるとアオアシシギの足の長さがよくわかります。
コチドリは浅い場所で水浴び中。
別の個体はハクセキレイと観察窓の目の前まで来てくれました。
イソシギは観察窓の目の前におり、じっくりと観察することができました。
ウォッチングセンターの2階からは下の池の遠くの方にいるクサシギを発見。
かなり遠くで双眼鏡でもやっとの観察でしたが、何とかクサシギと識別できました。
鳥類園から東なぎさを見ると、風を避けてかサギたちが集合していました。
1羽1羽双眼鏡でチェックしていくと、予想通りクロツラヘラサギが1羽混じっていました。
顔を見せてくれたのはこの一瞬だけで、その後はずっと背中に顔を突っ込んでいました。
台風の後だったので迷鳥でもいないか少し期待していましたが、特にめぼしい野鳥は見つけることができませんでした。あと数日はどこかしらで迷鳥が見られる可能性があるので探してみたいと思います。
今回確認した野鳥
アオアシシギ
アオサギ
イソシギ
ウミネコ
カイツブリ
カルガモ
カンムリカイツブリ
カワウ
キアシシギ
クサシギ
クロツラヘラサギ
コサギ
コチドリ
コムクドリ
スズメ
ダイサギ
チュウサギ
ツバメ
ドバト
トビ
ハクセキレイ
ハシブトガラス
ミヤコドリ
ムクドリ
メダイチドリ
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