昨日は渡りのシギチドリを探して東京都大田区にある多摩川六郷橋緑地へ。
テトラポッド前の干潟に行くと、多くのコチドリが干潟を走り回っていました。
幼鳥らしき個体も何羽かおり、エサを探したり水浴びをしたりと活発に動き回っていました。
コチドリに混じって1羽のソリハシシギも見られました。
ソリハシシギはエサを探してコチドリも素早く干潟を走り回っていました。
干潟ではムクドリの群れも歩き回っており、時折水浴びをしたりしていました。
立っているだけでも汗が止まらない暑さにもかかわらず、ハトたちは灼熱のコンクリートの上で休憩中。
やけどしないのか不思議でなりません。
干潟の奥の方ではじっとして動かないアオアシシギの前をキアシシギが忙しく動き回っていました。
アオアシシギは2羽見られ、暑さのためかどちらもその場を動かずに羽繕いなどをしていました。
アオサギの若鳥は擬態の練習か暑さから逃げたいのか、ヨシ原の中から干潟を伺っていました。
テトラポッド前の干潟から少し下流方向へ足を延ばして、水門近くの干潟へ。
コチドリと一緒にいる2羽のイソシギを発見。
イソシギは時折鳴きながら干潟を飛び回っており、しばらく見ていると近くまで寄ってきました。
イソシギが飛んできた場所ではドバトとキジバトの混群がエサを探して歩き回っており、あまり干潟らしくない光景が広がっていました。
足の長いダイサギは水辺の方で積極的にエサを探していました。
干潟には元々1羽のウミネコがいましたが、もう1羽のウミネコが鳴きながらやってきて小競り合いを始めました。
小競り合いはすぐに終わり、1羽は下流方向へ飛んでいきました。
干潟を見渡していると、突然干潟の上をカワセミが横切ったので飛んでいく先を確認すると、干潟の一番奥の方のヨシ原に止まりました。
さすがに距離がありすぎて双眼鏡で見てもかなり小さく、カメラで最大までズームしてやっとカワセミと認識できる程度でした。
水辺で動き回るダイサギに比べて、アオサギは炎天下の中干潟で仁王立ち。
アオサギの隣ではカワウも暑そうに立ちすくんでいました。
だいぶ干潟が広がってきたのでテトラポッド前の干潟に戻ると、足環の付いたコチドリを発見。
左足にオレンジ、右足に黄色の足環がついていました。少し調べたら、オレンジと黄色はどうやらオーストラリアでつけられたもののよう。こんな小さな体で、長距離を移動してくるコチドリの飛翔能力には驚かされます。
かなり広がった干潟では、相変わらずソリハシシギが活発に動き回っており小さなカニをゲットしていました。
今回は干潟の出現が炎天下の昼頃だったので、涼しい早朝に干潟が出るときに行けばもう少し多くのシギチドリを観察できるかもしれません。
今回確認した野鳥
アオアシシギ
アオサギ
イソシギ
ウミネコ
カワウ
カワセミ
キアシシギ
キジバト
コサギ
コチドリ
スズメ
ソリハシシギ
ダイサギ
ツバメ
ドバト
ムクドリ
コメント