一昨日は稲敷のハス田へシギチドリを観察しに行ってきました。
稲敷市に入ると田んぼの上空で野鳥の群れが飛んでいたので、着地点に行ってみるとムナグロの大群を発見。
ムナグロは警戒心がなく、農道で待ってるとすぐ近くまで寄ってきました。
さすがにもう夏羽のオスはおらず、すべて冬羽のムナグロでした。
ムナグロの大群の近くの休耕田では、ツルシギの群れを発見。
ツルシギは5羽おり、休耕田全体に散らばって採食をしていました。
ムナグロ同様農道で待っていると1羽のツルシギが近くまでやってきてくれました。
かなり広い休耕田でしたが、ツルシギの他にシギチドリはおらず、比較的体の大きいツルシギはかなり目立っていました。
休耕田を後にして、次は浮島地区のハス田へ。
レンコンの収穫が終わったハス田ではイソシギが採食中。
保護色で見難い状況でしたが、イソシギはお尻を振りながらせわしなく動いていたので目立っていました。
イソシギの隣ではよく似たクサシギを発見。
クサシギはちょこまかと動き回るイソシギに比べてゆっくりとした動きで採食していました。
稲敷ではよく見られるセイタカシギ。
今回も稲敷大橋の近くのハス田で2羽見ることができました。
稲敷大橋から少し離れたハス田にはオグロシギ。
今回確認できたオグロシギは広いハス田でこの1羽だけでした。
オグロシギの近くではコアオアシシギが数羽見られました。
オグロシギと並ぶとコアオアシシギの小ささがよくわかります。
また、今回はタカブシギの数がとても多く、浮島地区のいたるところで観察することができました。
道路から少し入った場所にあるハス田にはトウネン。
トウネンはコチドリの群れと一緒にいました。
トウネンのいた反対のハス田には2羽のオオハシシギ。
オオハシシギはなかなか見ることができないので、今回はラッキーでした。
ハス田でシギチドリを探しつつ、前回コウノトリを観察した西ノ洲へも行ってみました。
西ノ洲ではムナグロの大群が歩き回っていましたが先ほどじっくり観察したのでスルー。
西ノ洲の水辺にある杭にはミサゴが止まっていました。
ミサゴの近くでチュウヒが飛ぶも、すぐに遠くへ行ってしまいましたが、代わりにチョウゲンボウが目の前でホバリングしてくれました。
しかし、夕方だったので真っ黒でほとんど見えず。
今回は10月も中旬に差し掛かりシギチドリの渡りも終わりに近いのでほとんど期待せずに向かいましたが、想像以上に多くのシギチドリを観察することができました。
レンコンの収穫が終わったハス田が多くハス田の見通しがよくなっていたことが、多くのシギチドリを見つけることができたポイントだと思います。
今回確認した野鳥
アオアシシギ
アオサギ
イソシギ
オオハシシギ
オグロシギ
クサシギ
コアオアシシギ
コサギ
コチドリ
コブハクチョウ
スズメ
セイタカシギ
セグロセキレイ
ダイサギ
タカブシギ
チュウサギ
チュウヒ
チョウゲンボウ
ツルシギ
トウネン
ムナグロ
ミサゴ
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