2月22日から27日にかけて宮古島に探鳥旅行に行ってきました。結果的に多くの野鳥を観察することができ、一つにまとめるとかなり長い記事になってしまうので今回は各探鳥地ごとに記事にしたいと思います。
まず始めは宮古島の北西にある池間島から。
池間島は島全体が鳥獣保護区に指定されており、中でも島の中心部にある池間湿原は野鳥観察台が設置されいるため野鳥を観察するのにうってつけの場所となっています。
池間湿原での目的の野鳥はムラサキサギ。池間島ではムラサキサギの繁殖が確認されており留鳥として生息しているため、ムラサキサギが観察できる可能性は高い場所です。
数年前に訪れたときは滞在時間が短く見つけることができなかったので、今回はムラサキサギのためにかなりの時間を割くつもりで、池間湿原を一望することができる野鳥観察台へ。
野鳥観察台に登って池間湿原を見渡すと、ざっと見ただけでもかなりの数のサギたちが確認できました。
とりあえず一番遠いサギから確認してみると、なんと一発目からムラサキサギでした。
上の画像の中央に1羽、左側にもう1羽のムラサキサギがいます。
2羽のムラサキサギは野鳥観察台から一番遠い水辺におり、肉眼ではアオサギにしか見えないほどでした。
池間湿原にはサギがとても多く、ムラサキサギの他にもダイサギやコサギ、アオサギなどが数多く見られました。
しばらく他のムラサキサギを探していると、野鳥観察台のすぐ近くにいるムラサキサギを発見。
このムラサキサギは野鳥観察台に登った時からいたようですが、微動だにしなかったので、まったく気が付きませんでした。
前回見られなかったのが嘘のようにムラサキサギがよく見られ、今回池間湿原は2度を訪れましたが、2度とも簡単にムラサキサギを見つけることができました。
ムラサキサギは開けた場所にいるとその大きさと長い首からとてもよく目立ちます。
池間湿原ではムラサキサギ以外の野鳥もよくみられ、水辺ではバンやオオバン、カイツブリなどが泳いでいました。
湿原の上空では魚を狙ってミサゴが飛び回っていました。
湿原周囲の道路沿いでは越冬中のサシバも見られました。
池間湿原の他には、ヤツガシラがよく見られることで有名な池間小中学校でハクセキレイの亜種、ホオジロハクセキレイが見られました。
ホオジロハクセキレイはハクセキレイと2羽で行動しており、2種の違いをじっくりと見比べることができました。
次回は来間島の記事をアップする予定です。
今回確認した野鳥
アオサギ
イソヒヨドリ
オオバン
カイツブリ
コサギ
サシバ
セッカ
ダイサギ
ハクセキレイ
バン
ホオジロハクセキレイ
ミサゴ
ムラサキサギ
リュウキュウキジバト
リュウキュウヒヨドリ
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