宮古島探鳥旅行第二弾は宮古島の南西にある来間島の野鳥です。
来間島へは宮古島から来間大橋を渡って向かいます。
来間島はほとんどが畑や牧草地になっているため島全体が探鳥地になっています。
来間大橋を渡って早速サトウキビ畑に行くと、散水機に2羽のサシバの幼鳥が止まっていました。
サシバの幼鳥は大きな声で鳴いており、時折追いかけっこをしていました。
もちろんサシバの成鳥も見られました。
来間島は越冬するサシバの数がとても多く、島の各所でサシバを見ることができました。
農家の方など人も多いためかサシバは人馴れしており、警戒心もあまりないため比較的近くで観察することができました。
リュウキュウキジバトはサシバが近くに止まっていてもまるで気にする様子もなく、散水機の上で休憩していました。
来間島には牛舎もあり、牛舎の近くではスズメも見られました。
セッカも数が多く、草原などでよく見られました。
牛舎の近くでは多くのリュウキュウツバメが飛び回っており、時折電線で休む姿が見られました。
リュウキュウツバメは道路の上もよく飛び回っており、車の周りを取り囲むように飛び回ったりと何度か車にぶつかってくるのではないかとヒヤヒヤしました。
来間小中学校の近くではジョウビタキを発見。
暖かい場所で見るジョウビタキはとても新鮮でした。
サシバが幅を利かせていた来間島ですが、チョウゲンボウも1羽だけ確認することができました。
来間大橋を見渡せる展望台からはミサゴが風に乗ってゆっくりと飛んでいました。
厳密には来間島ではありませんが、来間大橋の宮古島側のたもとでは白色型のクロサギが見られました。
クロサギは近くで波しぶきが上がっても気にも留めず、まっすぐ海の方を見つめていました。
数年前に来た時はミフウズラも見られた来間島でしたが、今回はサシバが各所にいたせいか、残念ながら姿を見ることはできませんでした。
次回は島尻マングローブ公園の記事を掲載予定です。
今回確認した野鳥
イソヒヨドリ
クロサギ
サシバ
ジョウビタキ
スズメ
セッカ
チョウゲンボウ
ミサゴ
リュウキュウキジバト
リュウキュウツバメ
リュウキュウヒヨドリ
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