2023年5月23日、沖縄県糸満市にある米須海岸へバードウォッチングに行ってきました。
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今回はバスで行ったので米須入口で降りてサトウキビ畑などを通って米須海岸へ。
途中でツバメチドリやミフウズラでもいないかと探してみましたが残念ながら見つけることはできませんでした。
米須海岸に出ると早速、遠くの方でコアジサシがダイブをしている姿が見られましたが、遠すぎて写真に収めることはできず。
オオバンとヒドリガモが見られました。
米須海岸と言えば沖縄県内でもカモ類の越冬地として有数のポイントですが、さすがに5月下旬ともなると、カモ類はほとんどおらず、数羽のヒドリガモが残っていた程度でした。
カモ類はさすがに期待できそうもなかったので、シギチドリを探して米須海岸を見渡すと、1羽のオグロシギを発見。
オグロシギはほぼ夏羽のオレンジ色になっていました。
オグロシギを観察した後、海岸沿いをシギチドリを探して歩くとトウネンを発見。
遮蔽物のない米須海岸では近づくことは難しいので遠目からの観察となりました。
トウネンを観察しているとオグロシギが近くに飛んできたので再び観察。
少し水深の深いところにいたので、泳いでいる様に見えました。
次に見つけたのはウズラシギ。
ウズラシギはかなりの数がいるようで、この後も米須海岸の各所で見ることができました。
米須海岸ではリュウキュウツバメの群れが飛び回っており、その中に1羽だけコシアカツバメが混じっていましたが、写真に収めることはできず。
さらに海岸沿いを歩いて行くと、遠くにキアシシギを見つけました。
キアシシギの近くではアオアシシギも見られました。
米須海岸の砂浜ではシロチドリも見られました。
シロチドリの後に見つけたキョウジョシギは距離があり、保護色の様になっていたので観察に苦労しました。
海岸沿いを歩きながらシギチドリを探していると、遠くの方からミサゴが魚を持って飛んできました。
ミサゴはそのまま遠くの岩に止まりました。
その後、リュウキュウハシブトカラスがちょっかいをかけるまでは岩で魚を食べていました。
ミサゴを観察した後、シギチドリ探しを再開すると、ヒバリシギを発見。
ヒバリシギはウズラシギの近くに行くこともあったので、両種の違いをじっくりと観察することができました。
ヒバリシギとウズラシギを観察していると、クロサギが飛んできて近くに降りてくれました。
クロサギは米須海岸に着いてからかなり遠くにいる姿は双眼鏡で確認できていましたが、やっと近くで観察することができました。
クロサギの次に見つけたのはアカアシシギ。
アカアシシギはこの1羽しか見つからず、単独で行動している様でした。
さらに夏羽のトウネンも見られましたが、微妙に距離があり、観察に苦労しました。
米須海岸からバス停に戻ろうとすると、近くの草むらからバンが出てきてくれました。
米須海岸からバス停に戻る途中で見られたのはシロガシラ。
セッカは道路に2羽で出てきて、縄張り争いをしていました。
今回確認した野鳥
アオアシシギ
アカアシシギ
イソシギ
イソヒヨドリ
ウグイス
ウズラシギ
オオバン
オグロシギ
キアシシギ
キョウジョシギ
クロサギ
コアジサシ
コシアカツバメ
シロガシラ
シロチドリ
スズメ
セッカ
トウネン
バン
ヒドリガモ
ヒバリシギ
ミサゴ
リュウキュウツバメ
リュウキュウハシブトガラス
リュウキュウヒヨドリ
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