今日は台風が来る前にオオグンカンドリを見に千葉県の九十九里町にある片貝漁港へ。
台風が来る前ということもあってか、日曜日にもかかわらず人影もまばら。
漁港に到着して空を見上げると、ウミネコが飛び交う中に2羽のオオグンカンドリを発見。
オオグンカンドリはウミネコ達よりも少し上空を飛んでおり、風に乗って旋回していました。
オオグンカンドリやウミネコが漁港の上空を飛び交う中、ユリカモメは漁港のど真ん中でのんびりと休んでいました。
オオグンカンドリは時折水面すれすれを飛んだりしていましたが、止まってくれることはありませんでした。
オオグンカンドリが止まってくれないので諦めて漁港の隣の干潟に向かうと、ゆっくり泳ぐ小さなシギを見つけたので近寄って確認するとアカエリヒレアシシギでした。
アカエリヒレアシシギといえば大群で行動しているイメージがありますが、今回は1羽で行動しており、近くに他のアカエリヒレアシシギの姿は見えませんでした。
アカエリヒレアシシギはクルクル回る独特の採餌行動も見せてくれました。
見ているこっちの方が目が回りそうなほど素早く回っていました。
小さなアカエリヒレアシシギを見た後は余計に大きく見えるダイサギ。
メダイチドリは珍しく、すぐそばで観察させてくれました。
メダイチドリのそばにはトウネンも。
この2羽は仲良がよく、終始寄り添っていました。
シギチドリを見た後、上空を見るとオオグンカンドリが漁港の上空を出て海岸の上まで飛んできました。
そんなオオグンカンドリを見た後、アカエリヒレアシシギがいた場所に2羽のハヤブサが飛んできたので、急いで戻るとハヤブサが泳いでいるアカエリヒレアシシギにアタックしている最中でした。
ハヤブサは2羽で何度かアタックを繰り返した後、アカエリヒレアシシギを捕まえて堤防の方へ飛んで行ってしまいました。
あそこまでがっちり掴まれては逃げることはできなかったでしょう。
アカエリヒレアシシギを連れ去った後、しばらくして1羽のハヤブサが海岸に戻ってきて、はるか遠くの砂浜に降り立ちました。
さすがに警戒心が強く、少し近づいただけで飛び去ってしまいました。
漁港に戻ると到着時から声だけ聞こえていたイソヒヨドリを発見。
少し伸びをしており、やたらとスリムに見えました。
イソヒヨドリの近くではウミネコが休憩中。
数時間飛び回っていたオオグンカンドリも流石に雨が降り出すと、降りてきてアンテナに止まってくれました。
2羽とも仲良く同じアンテナに止まり、羽繕いをしていました。
今回確認した野鳥
アオサギ
アカエリヒレアシシギ
イソヒヨドリ
ウミネコ
オオグンカンドリ
ダイサギ
トウネン
トビ
ハクセキレイ
メダイチドリ
ユリカモメ
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