浮間公園のササゴイ

昨日は東京都北区と板橋区の間にある浮間公園へ、ササゴイを観察しに行ってきました。

浮間公園はササゴイの繁殖地として有名で、関東でも屈指のササゴイの観察スポットとなっています。双眼鏡の貸し出しも行っているため、気軽にササゴイの観察を楽しむことができます。

浮間公園に到着して早速浮間ヶ池を見渡すと、冬に多くのカモたちで賑わっていた池にいたのはカルガモとカイツブリ。

 

カイツブリは潜水をしたと水際の近くまでやって来てくれました。

 

浮間ヶ池の上空ではかなりの数のツバメとイワツバメが入り乱れて飛び回っていましたが、さすがに早すぎて写真に収めるのは断念。

 

荒川方面に向かってい歩いていくと、浮島の近くの浮きに３羽のササゴイの幼鳥が止まっていました。

綺麗に等間隔に止まって同じ方向を向いており、面白い絵面でした。

 

この子は擬態の練習でしょうか。

周りに何もないのに首を目一杯伸ばしてこちらを見ながらピタッと止まっていました。

 

しばらく見ていると２羽で仲良く羽繕いを始めました。

いつの間にか羽が濡れている様だったので、魚でも見つけていたのでしょうか。

 

浮きの上の幼鳥を観察していると、奥の林からササゴイの成鳥が飛び出して来て、見える位置に止まってくれました。

 

少し距離があり、観察するのが大変でしたが、しばらくすると別の成鳥が杭に止まってくれました。

浮間公園にいる間、常に観察できた幼鳥に比べて、ササゴイの成鳥はたまにしか姿を見せてくれず、ほとんどの時間を林の中で過ごしていました。

 

サービスセンター側に回ると、ササゴイの幼鳥たちが林の中を飛び回っていました。

時折追いかけまわしあったり、大きな声で鳴いたりとかなり賑やかでした。

 

再び杭が見える場所に戻ってくると、ササゴイの代わりにゴイサギの幼鳥が杭の上に止まっていました。

ササゴイの幼鳥とよく似ていますが、ササゴイの幼鳥よりも一回り大きく感じられました。

飛び方もササゴイに比べてゆったりとしており、双眼鏡での観察も容易でした。

 

よく周囲を探してみると、ササゴイの幼鳥がいたるところにおり、個体差をじっくりと見比べることができました。

 

最後にバンを観察して今回の探鳥は終了。

今回確認した野鳥

イワツバメ
オオヨシキリ
カイツブリ
カルガモ
ゴイサギ
ササゴイ
スズメ
ツバメ
バン