2022年12月31日、茨城県龍ヶ崎市にある牛久沼へ行ってきました。
今回は周囲の田んぼから探鳥をするため、常磐線の藤代駅で降りて小貝川沿いから探鳥を開始。
土手の上から小貝川を見渡すと遠くに2羽のコブハクチョウがいました。
小貝川沿いの木々に止まっていたのはカワラヒワの群れ。
カワラヒワの群れの隣の木にはカシラダカの群れも見られました。
小貝川を渡って田園地帯に入ると、さっそくホオジロを発見。
ホオジロは田んぼ沿いの藪を飛び回っていました。
ホオジロがいた藪の近くの田んぼではセグロセキレイとハクセキレイの混群が採餌中でした。
田園地帯の中を歩いて行くと鉄塔が見えてきたので、猛禽類でも止まっていないか双眼鏡で確認すると、予想通りハヤブサが止まっていました。
ハヤブサは鉄塔のてっぺんに止まっており、かなり距離がありました。
そのため、順光の方に回り込んでも飛んでしまうことはなかったので、双眼鏡でじっくりと観察することができました。
ハヤブサが止まっていた鉄塔のすぐそばの田んぼでは、トビが田んぼに降り立って上空を見上げていました。
鉄塔から牛久沼方向へ田園地帯を歩いて行くとタゲリの群れに遭遇。
タゲリの群れを水路の向こう側にいたので、回り込もうとしている間に、ハイタカらしき小さな猛禽類がカラスに追われて飛んでいましたが、すぐに見失ってしまいました。
タゲリの群れは非常に警戒心が強く、水路を渡って少し近づいたあたりで1羽を残して飛び去ってしまい、残った1羽もその後すぐに牛久沼の方へ飛んで行ってしまいました。
その後牛久沼のすぐ近くまで来ると、ヨシ原にモズが止まっていました。
すぐそばにはタヒバリの群れも見られましたが、飛ばれてしまい写真に収めることは出来ず。
牛久沼沿いの土手に上がると、さっそく潜水を繰り返すカンムリカイツブリが見られました。
カンムリカイツブリの近くではカイツブリとハジロカイツブリも潜水を繰り返しており、3種の違いを見比べることができました。
土手の上を歩いている最中、セグロカモメが何度も上空を飛んでいきました。
水際から近い場所にはカモ類が少なく、マガモやカルガモが見られた程度でした。
土手沿いのヨシ原で見られたのはカシラダカ。
オオジュリンの群れはパチパチと音を立てながらヨシをついばんでいました。
土手の上さらに進んでいくと、ミサゴが上空を通過。
ミサゴはその後、牛久沼中央付近にある杭周辺で水面すれすれを飛んでいました。
牛久沼の水際の木にはノスリが止まっていました。
土手沿いの藪の中では数羽のアオジが飛び回っていましたが、日陰の場所ばかりだったので、写真に収めることはできませんでした。
牛久沼水辺公園の手前まで来ると、上空をツバメの群れが飛び回っていました。
俗にゆう越冬ツバメの様で、牛久沼の水面すれすれを飛ぶ姿なども見られました。
越冬ツバメを観察していると、すぐそばに出てきてくれたのはジョウビタキ。
藪からツグミを飛び出してきましたが、暗い場所で満足に観察することはできませんでした。
その後、牛久沼水辺公園に到着し、デッキから牛久沼を見渡そうとすると、こんな掲示が。
龍ケ崎市内のコブハクチョウの死体から鳥インフルエンザが検出されたため、牛久沼水辺公園は当面の間立入禁止だそうです。ちなみに駐車場は利用可能でした。
今回確認した野鳥
小貝川
カシラダカ
カワラヒワ
コブハクチョウ
スズメ
ハクセキレイ
牛久沼
アオサギ
アオジ
オオジュリン
オオバン
カイツブリ
カシラダカ
カルガモ
カワウ
カンムリカイツブリ
ジョウビタキ
セグロセキレイ
タゲリ
タヒバリ
ツグミ
ツバメ
トビ
ノスリ
ハクセキレイ
ハジロカイツブリ
ハヤブサ
ヒヨドリ
ホオジロ
ミサゴ
ムクドリ
モズ
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