大井ふ頭中央海浜公園で期待できる主な野鳥
留鳥 カワセミ
夏鳥 コチドリ
冬鳥 オオタカ ハイタカ ノスリ
旅鳥 オオルリ キアシシギ キビタキ キョウジョシギ クロジ サンコウチョウ チュウシャクシギ
東京都品川区・大田区にまたがる大井ふ頭中央海浜公園は都内屈指の探鳥地である東京港野鳥公園より徒歩5分の場所にあります。
東京港野鳥公園は有料ですが、こちらは無料で入れるので先にこちらの公園を訪れてみるのもおすすめです。
野球場やテニスコートなどがある広大な公園で、園内でもせせらぎの森となぎさの森が特に野鳥の数が多くおすすめです。
せせらぎの森
せせらぎの森には池があり、カワセミが生息しています。

せせらぎの森
野球場が隣接していることもあり人の出入りが多いため、人馴れしているのか比較的近くでカワセミを観察することができます。

せせらぎの森のカワセミ
せせらぎの森は夏になるとザリガニ釣りの子供たちで賑わうのでバードウォッチングは夏以外の時期をおすすめします。
なぎさの森
なぎさの森は野鳥観察小屋や野鳥観察窓がありバードウォッチングに適した場所になっています。
干潟の前の野鳥観察小屋は土日祝日に利用することができるので、事前に東京湾の干潮時間を調べてから行きましょう。

野鳥観察小屋
野鳥観察小屋の前に広がる干潟では、主に渡りの時期に多くのシギチドリを観察することができます。
キョウジョシギやキアシシギなどの群れが見られ、比較的大きなチュウシャクシギなどは潮が満ちてきても見られるでしょう。

キョウジョシギの群れ
また野鳥観察小屋以外にも常時干潟を観察できる野鳥観察壁もあります。

常時使用できる観察壁
野鳥観察小屋が閉まってる時はこちらから干潟を観察するといいでしょう。
ただし、こちらの野鳥観察壁は干潟から少し距離があるため、双眼鏡などは必須です。

野鳥観察壁からの眺め
干潟の他にもなぎさの森の自然観察路には淡水池を一望できる観察窓があり、冬にはカモ類やそのカモ類を狙うハイタカなどの猛禽類を観察することができます。

淡水池の観察窓
猛禽はカラスに追われていることが多いので、園内でカラスが大声で鳴きながら群れで飛んでいたら猛禽を追いかけていないか注意が必要です。
自然観察路は利用時間が決められています。
利用時間は
4~9月 9:00~17:00
10~3月 9:00~16:30
閉園日:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は次の平日)
12月28日~1月3日
と時期によって変わるので注意してください。
春や秋の渡りの時期には多数の渡り途中の野鳥の目撃情報があり、サンコウチョウなども見られることがあります。

渡り途中のサンコウチョウ
渡りの野鳥は野鳥観察路での目撃例が多いので重点的に探してみましょう。
自然観察路にある池では野鳥が水浴びをしていることもあるので水際の藪なども要チェックです。

自然観察路
管理人が確認した野鳥
アオサギ
イソシギ
イソヒヨドリ
カルガモ
カワセミ
キジバト
キビタキ
キョウジョシギ
クロジ
ゴイサギ
コゲラ
コサギ
コチドリ
サンコウチョウ
シジュウカラ
チュウシャクシギ
ハイタカ
マガモ
おすすめの時期
春、秋、冬
周辺の探鳥地
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所在地・アクセス
最寄駅:東京モノレール「大井競馬場前駅」徒歩約8分
最寄の高速出口:首都高速湾岸線「大井南IC」より約3分
駐車場:あり
トイレ:あり