先月の三連休に小雨の降る中、タゲリを探して茨城県の涸沼へ行ってきました。
雨の降る中でも涸沼には多くの水鳥たちがいました。
芦原の中から出てきたオオバン。
涸沼にいたカモのほとんどはマガモ。
マガモは渡ってくるのが早いのか、最近はどこに行ってもマガモが幅を利かせています。
マガモの群れの中にはカンムリカイツブリが数羽混じっていて時折潜水をしていました。
カンムリカイツブリは大きくて白い体が目立つのでカモの群れの中にいるとすぐにわかります。
ハジロカイツブリも群れで繰り返し潜水をしていました。
こんなにも多くのハジロカイツブリを見たのは初めてで、同じタイミングで潜水して群れが一瞬にして視界から消えるのには驚きました。
浮上のタイミングもほぼ同時だったので、視界の悪い水中でどうやって連携をとっているのでしょうか。
パイプの上ではユリカモメが休憩中。
寒さのためか膨れ上がってまん丸のユリカモメ。
カモメの中ではユリカモメが一番のお気に入りです。
涸沼の周りにある田んぼにはキジが多く、行く先々で見かけました。
開けた場所に出てきてくれることはほぼなかったので、顔だけの観察がほとんど。
はるか遠くの田んぼではノスリがどっしりと構えていました。
このノスリ、この後カラスに何度も追いかけまわされて田んぼの上を飛び回っていました。
これまた遠くですが、涸沼ではよく見られるチュウヒも飛んでくれました。
何度か急降下をして田んぼに突っ込んでいきましたがはたして獲物は捕れたのでしょうか。
そして雨の中、田んぼを探し回ってようやくタゲリを発見。
30~40羽の群れで田んぼを歩き回っていました。
タゲリは飛ぶと白が目立つので飛んでくれれば遠くからでもすぐにわかります。
今回もカラスに追いかけまわされて低空飛行したノスリに驚いて飛んでくれたので見つけることができました。
今回は雨の中での観察だったので次は晴れの日に涸沼を訪れたいと思います。
今回確認した野鳥
オオバン
カンムリカイツブリ
キジ
タゲリ
タヒバリ
チュウヒ
トビ
ノスリ
ハジロカイツブリ
マガモ
ユリカモメ
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