今日は渡良瀬遊水地に渡りの野鳥を探しに行ってきました。
ちょうど1年前の今日にも渡良瀬遊水地を訪れており、その時はヒレンジャクの大群に出会ったので少し期待していましたが、今季はヒレンジャクがほとんど飛来していないため、今回は出会うことができませんでした。
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渡良瀬遊水地に入るとオオヨシキリのさえずりが聞こえてきましたが、まだまだ数は少ないようでした。
渡りの野鳥が期待できる谷中湖の西側を中心に探鳥を始めると早速ニュウナイスズメの群れを発見。
ニュウナイスズメは去年に観察した場所と全く同じ場所にいました。
ニュウナイスズメの群れは何本かの木に分かれてそれぞれ採餌をしていました。
ニュウナイスズメの群れのすぐ近くにはコムクドリの群れも見られました。
ニュウナイスズメと同じくコムクドリも昨年と全く同じ場所で見られました。
コムクドリの群れはニュウナイスズメの群れよりも高い位置を飛び回っており、ほとんど真下からの観察でした。
ホオジロはかなり数が多く、谷中湖周囲のいたるところでさえずっていました。
ニュウナイスズメやコムクドリを観察した後は、先日コジュリン公園でオオセッカがさえずり飛翔をしているのを見ていたので渡良瀬でもさえずっているだろうと思いオオセッカを探して第一調節池へ。
ヨシ焼き後のためヨシはほとんどなくなっていましたが、ヨシ焼きの炎から逃れたヨシの一画でオオセッカがさえずり飛翔をしていました。
普段なら飛び立った後は離れた場所に行ってしまうことが多いのですが、今回はヨシの範囲が限られているため、さえずり飛翔をした後もほとんど同じ場所に戻ってきてくれたので、楽にさえずり飛翔を観察することができました。
それでも見える位置に止まってくれることはほとんどなく、オオセッカがヨシに止まる姿が見られたのはこの写真の1回だけ。
今回は2羽のオオセッカのさえずり飛翔を確認することができました。
オオセッカの観察を終えて谷中湖に戻ると、先ほどとほぼ同じ場所でコムクドリがまだ採餌中でした。
忙しなく動き回っていた先ほどと違い、このコムクドリはこの場所でじっとしていてくれたため、じっくり観察することができました。
コムクドリやニュウナイスズメなどの木の上の方にいる野鳥を観察していると、足元から急にキジが飛び出してきて驚きました。
コムクドリやニュウナイスズメの観察中はキジやコジュケイがけたたましく鳴いており、終始賑やかでした。
帰路につこうと想い出橋を渡ると、橋のすぐ近くで今日1番の多さのコムクドリの群れを発見。
普通のムクドリも何羽か混ざっており、かなり大きな群れになっていました。
今回確認した野鳥
アオサギ
アオジ
オオセッカ
オオヨシキリ
カワウ
カワラヒワ
キジ
コガモ
コゲラ
コジュケイ
シジュウカラ
シメ
スズメ
セッカ
ダイサギ
ツグミ
ニュウナイスズメ
ハクセキレイ
ハシビロガモ
ハシブトガラス
ハシボソガラス
ヒバリ
ヒヨドリ
ホオジロ
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