今日は千葉県船橋市にある、ふなばし三番瀬海浜公園へ行ってきました。
昨日新川耕地でケリを観察した帰りにも少し立ち寄っていたので、今回の記事は12/24・25の二日分の内容になります。
まずは24日に観察した野鳥から。
24日は西端の堤防からバードウォッチングを開始。
西端のブロックではイソシギを最初に発見。
イソシギは三番瀬では高い確率で観察できます。
いつもは忙しなく動き回っているイソシギも今回は珍しくブロックの上でじっとしていました。
海上に目をやると、ウミアイサの群れを発見。
三番瀬のウミアイサは堤防の近くまで寄って来ることが多いので、比較的近くで観察することができます。
今回も赤い虹彩まではっきり見ることができました。
ウミアイサはメスもいましたが、オスと違って堤防の近くまでは来てくれず、遠目での観察となりました。
ウミアイサの近くでは三番瀬には数多くやって来るハジロカイツブリが観察できました。
ハジロカイツブリは頻繁に潜水を繰り返すため、浮上した瞬間を狙わなければならず、フレームに入れるのが大変でした。
ハジロカイツブリは個体数が多く、その後も三番瀬のいたるところで観察することができました。
堤防から戻って干潟を歩くと、ダイゼンがポツンと一羽で採食中。
他のシギチドリもいないかと探してみましたが、干潟も中途半端だったので何も見つかりませんでした。
シギチドリ以外ではオオバンやセグロカモメが採食をしていました。
また、足の黄色いカモメも観察することができました。
カモメは東側の堤防前の干潟で採食中でした。
砂浜ではハクセキレイに混じっていたタヒバリを発見。
このタヒバリは警戒心がなく、目の前でしばらく観察させてくれました。
東側の堤防から外側の海上を見ると、スズガモの大群の中にビロードキンクロを発見。
昨日は強風だったので堤防の近くまでやってきていたようです。
ビロードキンクロは顔を背中に突っ込んでほとんど顔を見せてくれませんでした。
顔を撮ろうと待っているとカメラのバッテリーが切れてしまったので、24日はあえなく退散。
続いて今日、25日は夕方の30分ほど滞在しました。
時間がなかったので、昨日ビロードキンクロを見た東側の堤防へ直行。
今日は風も穏やかだったため、スズガモの大群も昨日に比べてかなり沖の方へ移動していました。
そのため、残念ながらビロードキンクロは見つけられず。
ただ、今日も観察情報は出ていたので、ビロードキンクロはまだ滞在しているようです。
代わりに堤防ではミヤコドリの大群が休んでいました。
ミヤコドリは堤防の柵から比較的近い場所で休んでおり、干潟にいる時よりも近くで観察することができました。
ミヤコドリの奥では、ミユビシギ、ハマシギ、ダイゼン、シロチドリ、セグロカモメの混群が休憩していました。
なぜかミヤコドリの群れとは距離をおいていたので、相性が悪いのでしょうか。
2日間とも三番瀬には短時間の滞在でしたが、多くの野鳥を観察できたので、この冬も例年通り三番瀬は多くの冬鳥で賑わいそうです。
また、今日は三番瀬の他に茨城県の涸沼へも行ってきたので、後日記事をアップします。
今回確認した野鳥
イソシギ
ウミアイサ
オオバン
カモメ
シロチドリ
スズガモ
セグロカモメ
ダイゼン
タヒバリ
ハクセキレイ
ハジロカイツブリ
ハマシギ
ヒドリガモ
ビロードキンクロ
ミヤコドリ
ミユビシギ
ユリカモメ
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