昨日は六郷橋緑地から河口にかけて多摩川で探鳥をしてきました。
まずは前回クイナを観察した六郷橋緑地の干潟へ。
干潟では5羽のタシギの群れを発見。
ほとんどのタシギはアシ際でじっとして動かなかったので、双眼鏡で覗くまでその存在に気がつきませんでした。
確認できたタシギはアシ原の際にいた個体だけで5羽いたので、アシ原の中などにもう少し多くのタシギがいるかもしれません。
唯一、干潟に出てきてくれたタシギ。
このタシギも少しの間、採食をしたらすぐにアシ原に引っ込んでしまいました。
干潟沿いの木ではモズが尾羽をクルクル回していました。
クイナが出てこないかしばらく待ってみましたが、全く出てくる気配がなかったので、水門前の干潟に移動するとセイタカシギの群れが採食中でした。
セイタカシギは潮干狩りの人が近くで貝を捕っていても、全く気にせず採食を続けていました。
やはり自分に興味のない人間にはまったく警戒心がないようです。
ユリカモメの大群の中には1羽のカモメが混じっていました。
ユリカモメは多摩川の水面にも大群がいたので、もう少し別のカモメも混ざっていたかもしれません。
セイタカシギ以外にシギチドリは見当たらなかったので大師橋を越えて多摩川の河口付近へ移動しました。
河口付近も六郷橋緑地同様に干潟が出ていましたが、シギチドリは1羽も確認することができませんでした。
水面に目を移すとカンムリカイツブリのオスは綺麗な夏羽になっていました。
今回は堤防のすぐ近くまで来てくれたので、じっくり観察することができました。
カンムリカイツブリの近くではウミアイサのメスが2羽で潜水を繰り返していました。
カンムリカイツブリ同様、堤防の近くで潜水をしていたのでこちらもじっくりと観察することができました。
近くにウミアイサのオスもいないか探してみましたが、残念ながらオスを見つけることはできませんでした。
3連休ということもあって多摩川沿いは多くの人で賑わっており、野鳥の出も多少悪かったので、また平日の落ち着いている日に訪れたいと思います。
今回確認した野鳥
六郷橋緑地
オナガ
カモメ
コガモ
スズメ
セイタカシギ
タシギ
ヒドリガモ
ムクドリ
モズ
ユリカモメ
多摩川河口付近
ウミアイサ
オカヨシガモ
カンムリカイツブリ
スズガモ
ツグミ
ヒドリガモ
マガモ
ムクドリ
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