今週9日の月曜日にコチョウゲンボウを観察しに千葉県にある北印旛へ行ってきました。
北印旛沼で探鳥を始める前に北印旛沼の近くにある本埜白鳥の郷でオオハクチョウとコハクチョウを観察。
日の出後だったので、ハクチョウたちの大半は周囲の田んぼへ飛び立った後でしたが、それでも数十羽のハクチョウたちが残っていました。
ハクチョウたちの観察を終えて、長門川の周囲の田んぼから北印旛沼での探鳥を開始。
探鳥を始めるとすぐにセグロセキレイやツグミと一緒にいるタゲリを発見。
タゲリは1羽のみでしたが、待っていると近くまで寄ってきてくれたのでじっくり観察することがきでました。
長門川の周囲では前回、大陸型のズグロのチュウヒを観察したので、今回も見れないか探してみましたが残念ながら見つけるとはできませんでした。
長門川の周囲では他の野鳥は見つけられなかったので吉高揚排水機場の方へ移動。
田んぼの中の杭にはノスリが止まっていました。
タヒバリは群れで行動しており、最初は気が付かずにかなりの数を飛ばしてしまいました。
それでも1羽のタヒバリが飛ばずに残って、しばらく観察させてくれました。
排水機場の近くの木にはシメが止まっていました。
排水機場前の橋の上から北印旛沼を望むと、少し夏羽の残るカンムリカイツブリが潜水もせずに泳いでいました。
カモたちはかなり数が増えており、北印旛沼の各所で大きな群れが見られました。
一番数が多かったのはマガモで、ヨシガモもかなりの数が見られました。
カモの群れの中にはトモエガモも見られましたが、トモエガモは岸から遠い場所ばかりを泳いでいて、近くで観察することはできませんでした。
沼沿いのヨシ原ではツグミやホオジロ、ジョウビタキなどが見られました。
排水機場前の橋の近くで、田んぼから小さな猛禽類が飛んできて近くの木に止まったので、双眼鏡で覗くとハイタカが止まっていました。
枝被りがひどく、かなり観察しにくい状況でしたが何とか顔を確認することができました。
ハイタカのいた木から見えた遠くの建物にはノスリが止まっていました。
排水機場周囲の田んぼを探していると、急にタゲリの群れが飛び立ったと思ったら小さな猛禽類が猛スピードで目の前を通過しいていったので追いかけていると、あぜ道に何か獲物を捕らえたコチョウゲンボウがいるのを見つけました。
去年北印旛沼でコチョウゲンボウのオスを観察した場所とほぼ同じ場所だったので昨年と同じ個体でしょうか。
コチョウゲンボウは獲物を食べ終わった後もしばらくその場でじっとしてくれたので、じっくりと観察することができました。
その後はハイイロチュウヒのメスが近くを飛んだりしましたが、写真に収めることはできませんでした。
今回確認した野鳥
アオサギ
アカハラ
オオハクチョウ
オナガガモ
カイツブリ
カルガモ
カンムリカイツブリ
コチョウゲンボウ
コハクチョウ
シメ
ジョウビタキ
セグロセキレイ
タゲリ
タヒバリ
チュウヒ
ツグミ
トモエガモ
ノスリ
ハイイロチュウヒ
ハイタカ
ヒドリガモ
ホオジロ
ホシハジロ
マガモ
ヨシガモ
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