今日はシギチドリを探して千葉県にある北印旛沼周辺の田んぼへ。
いつもは車を使って行っていましたが、今回は成田線の下総松崎駅から徒歩で向かいました。
下総松崎駅から北印旛沼までは徒歩約20分ですが、周辺の田んぼは駅のすぐ近くまで広がっているので、すぐに探鳥を始めることができます。
駅から北印旛沼へ向かって歩いていると、シジュウカラの幼鳥が飛び出してきました。
近くに他のシジュウカラは見当たらなかったので1羽で冒険中でしょうか。
田んぼではセッカが一生懸命鳴いていました。
声はずっと聞こえていたのですが、見つけたのはしばらく経ってからでした。
印旛沼沿いの少し開けた場所では3羽のヒバリが採食中。
ヒバリがエサを見つけて咥えていると、上空からツバメが横取りをしようと急降下して襲い掛かっていましたが、ヒバリはエサを取られまいと必死に抵抗していました。
結局ツバメは諦めてどこかへ飛び去って行きました。
シギチドリを探して歩いていると、またもやセッカに遭遇。
今度は比較的近くの観察しやすい場所に止まってくれたので、じっくり見ることができました。
この草がお気に入りのようで、飛び去っては戻ってを繰り返していました。
そんな中、成田スカイアクセスの線路沿いにシギチドリのいそうな貯水池を発見。
予想通り、クサシギを発見しました。
クサシギの隣にはイソシギ。
よく似ている二羽ですが、イソシギは羽の付け根あたりに白い切れ込みがあるので、そこで判別できます。
クサシギとイソシギの近くではコチドリが1羽でいました。
今日、貯水池にいたシギチドリはこの三種類だけでしたが、どうやらここはシギチドリの集まるポイントのようです。
周りの田んぼは稲が伸びきって探しにくいので、こうした開けた場所があるのは助かります。
クサシギなどを観察できたので満足して下総松崎駅へ戻ろうとすると、田んぼの隙間からキジの幼鳥が出てきました。
逆光でわかりづらいのですが、双眼鏡で見ると顔が赤かったのでオスの幼鳥と思われます。
最後に飛び疲れた若いツバメが目の前に止まってくれたのでじっくり観察することができました。
北印旛沼周辺を回っている最中、遠くでホトトギスがずっとさえずっていましたが、結局最後まで近くに来てくれることはありませんでした。
今回確認した野鳥
アオサギ
イソシギ
キジ
キジバト
クサシギ
コチドリ
シジュウカラ
スズメ
セッカ
ダイサギ
ツバメ
ドバト
ハクセキレイ
ヒバリ
ホトトギス
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