コジュケイが見られる生息地と探す際のポイント

コジュケイが見られる生息地と探す際のポイント

コジュケイは主に留鳥として山地や平地の林で見られる野鳥です。

コジュケイはキジの仲間の外来種で、キジの仲間らしく、地面で採餌している姿がよく見られます。普段は林の藪の中にいることが多く、見つけるのは難しいので林の中の少し開けた場所の林縁などで探すといいでしょう。広めの林がある公園で林の中を歩ける遊歩道で探すのもおすすめです。その際は足元にいるコジュケイに気が付かずに飛ばしてしまわないように地面に注意しながら探しましょう。

落ち葉が多い冬にはガサガサと大きな音を立てて群れで採餌をしていることも多いので、見通しの悪い林などではその音を頼りに探すのもおすすめです。

また、オスは「ちょっとこい」と聞こえる大きな声で鳴くので、鳴き声を頼りに探すのもいいでしょう。

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清水公園【千葉県】

コジュケイの生息地 清水公園

千葉県野田市にある清水公園には主に留鳥としてコジュケイが生息しています。

コジュケイは主に清水公園西側にある座生川調整池周囲の林で見られます。調整池周囲の林の中には歩道が通っており林の中を歩けるので、人の少ない早朝などに歩道脇に出てくるコジュケイを探してみるといいでしょう。調整池周囲の林の歩道は清水公園南西の駐車場近くの橋の袂から入ることができます。

清水公園は休日になると利用者が多くバードウォッチングには向いていませんが、調整池の周囲は休日でも人は少ないことが多く、ゆっくりとコジュケイを探すことができるでしょう。

電車で行く場合、清水公園は清水公園駅から徒歩5分ほどですが、座生川の調整池までは徒歩15分ほどかかります。

関連記事:清水公園で見られる野鳥と観察ポイント

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東庄県民の森【千葉県】

コジュケイの生息地 東庄県民の森

千葉県香取郡にある東庄県民の森には主に留鳥としてコジュケイが生息しています。

林内は複数の遊歩道が通っていますが、アップダウンが激しく道幅も狭くなっていてコジュケイを始めとした野鳥の観察には向いていないので、コジュケイを探す際は芝生広場や水鳥広場などの開けた場所の林縁を探すのがおすすめです。

東庄県民の森は冬に隣接する八丁堰にコハクチョウを始めとした水鳥が多く飛来することで有名な探鳥地なので、コジュケイを探しに行く際はそれらの野鳥が同時に見られる冬がおすすめです。

関連記事:東庄県民の森・八丁堰で見られる野鳥と観察ポイント

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生田緑地【神奈川県】

コジュケイの生息地 生田緑地

神奈川県川崎市にある生田緑地には主に留鳥としてコジュケイが生息しています。緑地内はアップダウンが多く、林の中をいくつもの遊歩道が通っています。遊歩道沿いはコジュケイの好む藪が多いので、コジュケイが藪から出てきた時に観察しやすい道幅が広い場所を中心に探すといいでしょう。

中央広場周辺などの林縁はコジュケイが藪から出てきた際に観察しやすいポイントですが、平日でも利用者が多い場所なので、早朝などの人が少ない時間帯がおすすめです。

梅の開花時期以外は人が少ない梅園の周辺などで探すのもいいでしょう。

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衣笠山公園【神奈川県】

コジュケイの生息地 衣笠山公園

神奈川県横須賀市にある衣笠山公園には主に留鳥としてコジュケイが生息しています。公園内には林の中を歩ける遊歩道が複数通っているので、歩道沿いの林縁を探していくといいでしょう。

葉の落ちる冬は林が明るくなるので、コジュケイを探しやすくなりますが、それ以外の季節にコジュケイを探す場合はホタルの里などの少し開けた場所の林縁を探すのがおすすめです。

また、衣笠山公園は桜の名所としても有名なので、公園に人の多くなる春は避けた方がいいでしょう。

関連記事:衣笠山公園で見られる野鳥と観察ポイント

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守谷城址公園【茨城県】

コジュケイの生息地 守谷城址公園

茨城県守谷市にある守谷城址公園には主に留鳥としてコジュケイが生息しています。

コジュケイを探す際は本丸跡周辺などコジュケイが姿を隠すことができる藪がある場所を中心に探していくといいでしょう。公園の外側の林縁をぐるっと1周して探すのもおすすめです。

また、守谷城址公園の南側には野鳥観察を目的として守谷野鳥のみちが整備されているので、ここも併せてコジュケイを探してみるのがおすすめです。

関連記事:守谷野鳥のみち・守屋城址公園で見られる野鳥と観察ポイント

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桐生自然観察の森【群馬県】

コジュケイの生息地 桐生自然観察の森

群馬県桐生市にある桐生自然観察の森には主に留鳥としてコジュケイが生息しています。

桐生自然観察の森には複数の遊歩道が通っているので、コジュケイを探す際は遊歩道沿いの林縁を探していくといいでしょう。ノスリ観察舎やキアゲハ観察舎などがある奥の方はアップダウンが激しくて道幅が狭い場所も多くコジュケイの観察には向いていないので、入り口から近く比較的開けているさくらのみちやあじさいのみちなどの歩道沿いを探していくといいでしょう。

桐生自然観察の森周辺はツキノワグマの生息地にもなっているので、コジュケイを探す際はツキノワグマが冬眠に入る冬がおすすめです。

 

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