2023年4月27日、東京都葛飾区にある水元公園に渡りの野鳥を探してバードウォッチングに行ってきました。
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昨年は4月にコマドリやヤブサメなどを確認していましたが、オオルリやキビタキなどは見られなかったので、今回はそれらの野鳥を期待していきました。
今回は水元公園の北側で探鳥をしようと考えていたため、第1駐車場に車を止めて、北側にあるバードサンクチュアリー沿いの林から探鳥を開始しました。
林に入ると早速数羽のキビタキのさえずりが聞こえてきましたが、葉の茂った木々の上の方を飛び回るばかりで写真に収めることはできませんでした。
また、藪の中ではアオジやアカハラが飛び回っていましたが、こちらも暗すぎて写真に収めることはできなかったので、双眼鏡での観察にとどめました。
林ではキビタキが常にさえずっていましたが、下の方に来てくれる気配はなかったのでバードサンクチュアリー沿いの林を抜けて水生植物園へ。
水生植物園では1羽のオオバンが見られたほか、アオサギが水際で佇んでいました。
昨年コマドリが鳴いていたグリーンプラザの近くで野鳥を探していると、ツグミの群れが地面で採餌をしていました。
ツグミの群れはかなり狭い範囲に結構な数がいたので、北へ帰る直前でしょうか。
グリーンプラザ近くの苗園ではシジュウカラが目立つ場所でさえずっていました。
苗園ではシジュウカラ以外特に野鳥は見られなかったので、水元公園の北西にあるかわせみの池へ。
かわせみの池はすでにカモ類が旅立った後で閑散としていましたが、対岸に藪の中にゴイサギの幼鳥のホシゴイが見られました。
再びバードサンクチュアリーの方へ戻ってくると、エナガの群れの中に眉班の薄い通称チバエナガが混じっていました。
チバエナガはこの枝がお気に入りの様で、何度もこの場所に戻ってきてくれたのでじっくりと観察することができました。
エナガの群れの近くではヤマガラも見られました。
先ほどはあんなに鳴いていたキビタキが全く鳴かなくなっていましたが、突然すぐ近くでさえずりだしたので近くに来ないかしばらく待ってみると、ほぼ真上にやって来てくれました。
かなり葉の生い茂った場所だったので、枝の隙間からの観察でしたが、何とか写真に収めることができました。
キビタキはその後も葉の生い茂る場所を飛び回っていたので、観察は断念。
キビタキの近くではコゲラが見やすい場所に降りてきてくれました。
最後に駐車場近くのガマ田でカワラヒワを観察して探鳥を終了。
今回確認した野鳥
アオサギ
アオジ
アカハラ
ウグイス
エナガ
オオバン
カワラヒワ
キビタキ
ゴイサギ
コゲラ
シジュウカラ
ツグミ
ツバメ
ヒヨドリ
メジロ
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