オオセッカ

オオセッカは主に留鳥や漂鳥としてヨシ原に生息しています。生息地が局地的で繁殖地では多くの個体が見られますが繁殖地でないヨシ原ではほぼ見られないといっていいでしょう。

繁殖期にはヨシ原の上空でさえずり飛翔を繰り返すため、見つけるのは比較的簡単ですが、さえずり飛翔後にすぐにヨシ原の中に入ってしまうことが多いのでじっくり観察するのは意外と難しい野鳥です。そのため、オオセッカを探す際はヨシ原を上から見下ろせるような土手の上などから探すといいでしょう。

さえずり飛翔をした後はヨシの下の方に止まり、だんだんと茎を登って来て上の方に来るとまた飛び立つのを繰り返します。さえずり飛翔の後、ヨシ原に降りたら双眼鏡などで降りた周辺のヨシの茎の上の方を見ているとじきにオオセッカが登ってくるでしょう。

セッカと少し似ていますが、オオセッカの方が尾羽が長く、セッカの尾羽には止まった時に白線が見え先端も白くなっているため見分けることができます。

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渡良瀬遊水地【栃木県他】

栃木県他4県にまたがる渡良瀬遊水地では主に初夏から夏にかけてオオセッカが見られます。関東でも有数のオオセッカの生息地として有名なポイントです。

渡良瀬遊水地にはオオセッカが好む広大なヨシ原があり、特に第1調節池のヨシ原でオオセッカがよく見られます。第1調節地はヨシ原を見下ろして観察できる場所がいくつかあるので、そこからさえずり飛翔を繰り返すオオセッカを探すといいでしょう。

ヨシ焼きが終わった後の4月なら、ヨシ焼きを免れたヨシの小さな密集地でオオセッカがさえずっている場合があります。その場合は、広いヨシ原をさえずり飛翔をして飛び回ってる時に比べオオセッカが非常に観察しやすくなるのでおすすめの時期です。

遊水地周辺の各所にあるレンタサイクルで自転車を借りて、ヨシ原の中を走りながらオオセッカを探すのもおすすめです。

ただし、オオセッカが見られるヨシ原付近に日陰はほぼないので熱中症には十分注意して観察しましょう。

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コジュリン公園【千葉県】

千葉県香取郡にあるコジュリン公園は利根川沿いにあり、その利根川沿いのヨシ原で主に初夏から夏にかけてオオセッカが見られます。

土手の上にヨシ原を見渡せる観察デッキがあるので、観察デッキからヨシ原の上空でさえずり飛翔を繰り返すオオセッカを探すといいでしょう。ヨシ原よりもかなり高い位置から観察できるのでフィールドスコープや倍率の高い双眼鏡があれば、ヨシ原の中に入ってしまったオオセッカも見つけることができるかもしれません。

観察デッキの右手にはヨシ原のすぐ近くを通れる歩道があるので、観察デッキから歩道の近くのヨシ原にオオセッカがいるのを見つけたら歩道まで降りてみるといいでしょう。その際はヨシにうまく身を隠しながら、少し離れて観察しましょう。

ヨシ原はコジュリン公園の周囲以外にも広がっているので、コジュリン公園でオオセッカが見られない場合には利根川沿いの堤防を歩いてオオセッカを探してみるといいでしょう。

コジュリン公園は「コジュリン」と名の付く通りオオセッカと同じ時期にコジュリンも多く見られる探鳥地です。オオセッカと同じくヨシ原でさえずりを繰り返していることが多いので併せて観察してみるといいでしょう。

 

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稲敷【茨城県】

妙義の鼻

茨城県の南部に位置する稲敷市では霞ヶ浦南岸に隣接する浮島地区の湿地帯「妙義ノ鼻」でオオセッカを観察することができます。

妙意義の鼻は非常に広大なヨシ原で、探鳥地として遊歩道も整備されているためヨシ原の中に入ってオオセッカを探すことができます。

遊歩道の終点には野鳥観察小屋があるのでそこからオオセッカを探すのもおすすめです。

野鳥観察小屋

野鳥観察小屋

駐車場の近くでは過去に観察壁があった場所からヨシ原を一望できるので、ヨシ原の上空でさえずり飛翔を繰り返すオオセッカを探してみましょう。

野鳥観察小屋と観察壁跡はちょうどヨシ原を挟むようになっているので、太陽の位置に合わせて順光になる方からオオセッカを探すのがおすすめです。

またヨシ原ではコジュリンも多く飛び回っているので識別には注意しましょう。

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