ヤツガシラが見られる生息地と探す際のポイント
ヤツガシラは主に旅鳥として芝生の広場や運動場、河川敷などで見られる野鳥です。
日本への飛来数が非常に少ない野鳥で、その希少性の高さと特徴的な冠羽のある見た目も相まって、とても人気のある野鳥です。
ヤツガシラは地面で採餌することが多い野鳥なので、広い公園の芝生広場や開けた河川敷など見晴らしの良い場所で見られますが、近くに姿を隠すことができる林などがある場所を探すといいでしょう。
※ヤツガシラは南西諸島などの一部の地域を覗いて定期的に見られる場所はほとんどないため、ここでは過去に管理人が実際にヤツガシラを観察したポイントを紹介しています。
葛西臨海公園【東京都】
東京都江戸川区にある葛西臨海公園では2018年4月にヤツガシラを観察しました。
ヤツガシラは葛西臨海公園駅を降りて中央園路の橋を渡ってすぐ左手の芝生でムクドリの群れに混じって採餌をしていました。
その後、ネコに驚いて近くの枝に飛び移るとしばらく動かなかったのでじっくりと観察することができました。
ヤツガシラはその後、芦ヶ池付近に移動したようで、多くの方が観察できたようです。
翌日も多くのカメラマンで賑わっていたそうですが、ヤツガシラは1日で抜けてしまったようでした。
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つつじが岡公園【群馬県】
群馬県館林市にあるつつじが岡公園では2017年12月にヤツガシラを観察しました。
ヤツガシラは日本庭園の池の周囲で採餌しており、視界を遮るものはなかったので、かなり観察しやすい状況でした。
この時は館林市の公式Twitterに情報が乗っていたため、平日にもかかわらずかなりの人出でした。
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