21世紀の森と広場で見られる野鳥と観察ポイント
21世紀の森と広場で期待できる野鳥
留鳥 オオタカ カワセミ
夏鳥 ツバメ
冬鳥 カケス サンカノゴイ ルリビタキ カモ類
旅鳥 オオルリ キビタキ
千葉県松戸市にある21世紀の森と広場には、林に大きな池、湿地に自然観察舎などがありバードウォッチングにとても適しています。特に春秋の渡りの時期や冬には多くの野鳥を観察することができるためおすすめです。
21世紀の森と広場には留鳥としてカワセミやオオタカなど人気の野鳥が生息しているため、1年を通してバードウォッチングを楽しむことができます。
だだし、土日祝日は公園利用者がとても多いため、ゆっくりバードウォッチングをしたい場合は平日に行くのがおすすめです。
千駄堀池
公園の西側にある千駄堀池には冬に多くの水鳥がやってきます。
池の周りは歩道が整備されているので、太陽の位置によって順光の位置に移動しながら観察をしましょう。
ただし、池の北側は通ることができず千駄堀池を一周することはできないので注意してください。
池の中心などにはヨシ原があり、カモたちはヨシに隠れて休んでいることもあるので双眼鏡などでヨシの隙間をチェックしてみましょう。
運が良ければカモたちを狙うオオタカなどの猛禽が池の上空を旋回しているかもしれません。
また、ヨシ原には夏はヨシゴイ、冬はサンカノゴイが見られることがあるので要チェックです。
池の北西には自然観察舎(月曜休館。祝日の場合は開館し翌日が休館日)があり、常設のフィールドスコープで千駄堀池や自然生態園にいる野鳥を観察することができます。
観察舎からは遠くの木に止まるオオタカや池にやって来るカモ類などが見られ、カワセミは観察舎の目の前までやって来ることもあります。
また、自然観察舎では土日祝には観察舎前にある湿地の観察会を行っているので参加してみるのもおすすめです。
野鳥の数が少なくなる春の終わりや初夏には、カルガモの親子やツバメが観察できるので、それらを目的にするといいでしょう。
四季の山野辺
千駄堀池の東側に位置する四季の山野辺は21世紀の森と広場の中でも特に多くの野鳥が見られるおすすめスポットです。
留鳥のヤマガラなどに加え、春や秋の渡りの時期にはオオルリやキビタキ、冬にはアオジなどを見ることができます。
四季の山野辺の中でもおすすめポイントはトイレ脇にある水場です。
この水場にはキビタキを始めとした野鳥が水浴びにやってきます。
水場の前は開けているので、少し離れて観察するといいでしょう。
また西端の木道からは千駄堀池を見ることができますが足場が不安定なので、野鳥に気を取られて池に落下しないように注意しましょう。
四季の山野辺には水場がとても多く、オオタカが水場に降りてくることもあるので人が少ない時は特に注意して探してみましょう。
光と風の広場
公園の東側にある光と風の広場では、広場の周りを流れる小川にオオルリなど多くの野鳥がやってきます。
上記の四季の山野辺のトイレ脇の水場と同じく野鳥が水浴びにやって来るので、一通りチェックしましょう。
気付かずに近づいて水浴び中の野鳥が逃げてしまっても、また同じ場所に戻って来ることが多いので少し離れて待ってみるといいでしょう。
小川に水浴びしている野鳥がいない場合でも、小川の対岸に広がる林にいることが多いので探してみましょう。
水浴び以外でも、キセキレイなどの水辺の野鳥が見られることがあります。
また、広場周りの水場周辺には冬にルリビタキがやってきます。
ルリビタキは人気の野鳥なので、出ているとカメラマンがずらっと並んでいるのですぐにわかるでしょう。
管理人が確認した野鳥
アオサギ
アオジ
アトリ
エナガ
オオタカ
オオバン
オオルリ
オカヨシガモ
カイツブリ
カケス
カルガモ
カワウ
カワセミ
キセキレイ
キビタキ
コガモ
コゲラ
シジュウカラ
シメ
セグロセキレイ
ダイサギ
ツグミ
ツバメ
ノスリ
ハクセキレイ
バン
ヒドリガモ
ヒヨドリ
ホシハジロ
マガモ
ムクドリ
メジロ
モズ
ヤマガラ
ルリビタキ
おすすめの時期
春、秋、冬
周辺の探鳥地
八柱霊園
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所在地・アクセス
住所:千葉県松戸市千駄堀269
開園時間:9時~17時(閉園時間は夏と冬に多少の前後あり)
最寄駅:JR武蔵野線「新八柱駅」新京成電鉄「八柱駅」より徒歩約15分
最寄の高速出口:東京外環自動車道「三郷南IC」より約20分
駐車場:あり【有料】
トイレ:あり