筑波山で見られる野鳥と観察ポイント

筑波山で見られる野鳥と観察ポイント

筑波山で期待できる主な野鳥
 留鳥 カケス ガビチョウ ソウシチョウ ミソサザイ メジロ ヤマガラ ヤマドリ
 夏鳥 キビタキ コサメビタキ ホトトギス ヤブサメ
 冬鳥 アオジ アトリ ウソ カシラダカ カヤクグリ ジョウビタキ ハギマシコ マヒワ ミヤマホオジロ ルリビタキ

茨城県つくば市にある筑波山は多くの冬鳥が飛来する県内でも屈指の探鳥地です。

標高877mなので登りやすく、山頂付近までケーブルカーやロープウェイも通っているので、山頂付近からすそ野まで気軽に広い範囲でバードウォッチングを楽しむことができます。

筑波山は夏鳥も多く期待できるポイントですが、非常に人気の高い山なので春から夏は多くの人で賑わいバードウォッチングは難しくなります。夏鳥を観察しに行く際はロープウェイやケーブルカーが動く前の早朝に行くのがおすすめです。

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御幸ヶ原

筑波山の野鳥 御幸ヶ原

男体山と女体山の間にある御幸ヶ原は筑波山の中でも比較的野鳥が観察しやすいポイントです。御幸ヶ原はケーブルカーの筑波山頂駅の目の前にあるので登山道を登らなくても気軽に野鳥観察を楽しむことができます。

御幸ヶ原にある展望台からは木々の上の方を飛び回る野鳥を観察することができます。

コサメビタキなど、飛んでいる虫を食べる野鳥が見やすいので展望台から虫が多く飛んでいる木を中心に探していくといいでしょう。

コサメビタキ 筑波山
コサメビタキ

筑波山には夏鳥としてホトトギスが多く飛来します。展望台からは鳴きながら上空を飛ぶホトトギスを見ることができるので、ホトトギスの声が聞こえたら展望台から広い範囲を見渡して探してみるといいでしょう。また、ホトトギスの托卵先となるヤブサメも夏鳥としてやってくるので、小川が流れる登山道沿いを鳴き声を頼りに探すのもおすすめです。

御幸ヶ原の斜面では冬になるとハギマシコ、ミヤマホオジロ、カヤクグリ、ルリビタキ、カシラダカなどが地面で採餌する姿が見られます。ケーブルカーの駅の女体山側にあるカタクリの里が特に多くの野鳥が見られるポイントです。

筑波山の野鳥 カタクリの里
カタクリの里

冬のカタクリの里の遊歩道は立入禁止になっているので登山道沿いからの観察になるので、立ち止まる際は他の登山客の方の邪魔にならないように道幅の広い場所にしましょう。

筑波山の野鳥 ミヤマホオジロ
ミヤマホオジロ

ミヤマホオジロやカヤクグリは毎冬高い確率で観察することができますが、ハギマシコは年によってはほとんど見られないこともあるので注意しましょう。

筑波山の野鳥 ハギマシコ
ハギマシコ

ハギマシコはカタクリの里以外にも御幸ヶ原周囲を飛び回り、各所で採餌しているので、人気のない場所を中心に探していくといいでしょう。

御幸ヶ原周辺の樹上ではウソもよく見られます。

筑波山の野鳥 ウソ
ウソ

御幸ヶ原では視線が下に集中しがちなるので、樹上もしっかりとチェックしていきましょう。展望台から樹上を見渡しているとアトリやマヒワなどの群れが飛び回っていることもあります。

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筑波山神社周辺

筑波山神社周辺

筑波山神社からケーブルカーの宮脇駅までの間も多くの冬鳥が見られるポイントになります。アオジやシロハラ、ジョウビタキなどがよく見られます。

ルリビタキやウソなどは山頂まで行かなくてもこの辺りで見られることがあるので、山頂まで行く時間がない場合は筑波山神社の裏手を中心に探してみるといいでしょう。

筑波山の野鳥 ルリビタキ
ルリビタキ

 

また、筑波山神社の近くにある梅林も多くの野鳥が観察できるポイントになります。

梅の開花時期に花の蜜を吸いに来るメジロやヒヨドリを探してみるのもいいでしょう。時にアトリなども見られることがあります。

筑波山の野鳥 アトリ
アトリ
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管理人が実際に確認した野鳥一覧

アオジ
アトリ
ウソ
エナガ
カケス
カシラダカ
ガビチョウ
カヤクグリ
カワラヒワ
キビタキ
コサメビタキ
コゲラ
シジュウカラ
シメ
ジョウビタキ
シロハラ
ソウシチョウ
トビ
ハギマシコ
ホオジロ
ヒヨドリ
ホトトギス
マヒワ
ミソサザイ
ミヤマホオジロ
メジロ
ヤブサメ
ヤマガラ
ヤマドリ
ルリビタキ

アクセス

住所:茨城県つくば市筑波

駐車場:あり

トイレ:あり

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