比地大滝で見られる野鳥と観察ポイント
留鳥 ホントウアカヒゲ ノグチゲラ リュウキュウアオバズク リュウキュウサンショウクイ
夏鳥 ホトトギス リュウキュウアカショウビン
比地大滝は地元の方に「比地大滝に行けば100%アカヒゲが見られる」と言わしめるほどのホントウアカヒゲの観察スポットです。さすがに100%とはいかないですが、高い確率でホントウアカヒゲを観察することができる場所になっています。
やはりホントウアカヒゲを見やすいのは繁殖期でよくさえずる春から初夏にかけてになります。冬は藪から中々出てこずに観察できる確率が下がるので、おすすめはできません。
比地大滝にはキャンプ場が併設されており、入場には500円かかります。
駐車場から比地大滝まで遊歩道が整備されていますが、かなりのアップダウンがあるためしっかりとした装備で行きましょう。
遊歩道
比地大滝までは受付から徒歩で40分と結構な時間がかかりますが、ホントウアカヒゲの観察だけが目的なら受付を入ってすぐのキャンプ場付近か、吊り橋までを往復するといいでしょう。
特に吊り橋から比地大滝までの間はアップダウンが非常に激しく、かなりキツイので体力に自信のある方以外は控えた方がいいでしょう。
ホントウアカヒゲは遊歩道脇の藪にいて、運が良ければ遊歩道に出てきます。
比地大滝は観光地としても非常に人気が高い場所なので、ホントウアカヒゲを観察する際は道幅の狭い場所は避け、広く通行の邪魔にならない場所で行いましょう。
ホントウアカヒゲを探しに行く際は人の少ない平日や開門直後に行くのがおすすめです。
比地大滝では留鳥としてやんばる固有種であるノグチゲラも生息しています。鬱蒼とした林の中を飛び回るノグチゲラを観察することは難しいですが、人が少ない時なら遊歩道沿いの木々まで出てきてくれることもあります。
遊歩道の上空では留鳥のリュウキュウサンショウクイが鳴きながら飛んでいることがあります。遊歩道には何か所か上空が少し開けた場所があるので声が聞こえたらそれらの場所で上空を探してみるといいでしょう。
夏鳥としては渓流沿いにリュウキュウアカショウビンが飛来し、遊歩道の各所からさえずりが聞こえてくることがありますが、こちらも姿を見ることは非常に難しく観察には根気が必要です。
また、初夏には渓流の沿いの林でホトトギスが鳴いていることもあるので声が聞こえたら木々の上の方を探してみるといいでしょう。
稀に遊歩道沿いの林でリュウキュウアオバズクが休んでいることもあるので、遊歩道沿いの林はくまなくチェックすることをおすすめします。
管理人が確認した野鳥
オキナワシジュウカラ
ノグチゲラ
ホトトギス
ホントウアカヒゲ
リュウキュウアオバズク
リュウキュウアカショウビン
リュウキュウサンショウクイ
リュウキュウヒヨドリ
リュウキュウメジロ
比地大滝のブログ記事
所在地・アクセス
駐車場:あり
トイレ:あり