GWを利用して山梨県の甲斐大泉にある井富・飛沢溜池へ行ってきました。
井富・飛沢溜池には冬の雪が積もっている時期にしか行ったことがなかったので夏鳥を目的に来るのは今回が初めてになります。
声は聞こえど姿が見えずの代表的な野鳥のウグイスですが今回は目立つところで囀っていました。
こちらも珍しくじっとしてくれていたエナガ。
手持ちのデジカメでせわしなく動き回るエナガを撮るのは本当に大変なので、今回はじっとしてくれていて助かりました。
水浴び直後で膨らんだヤマガラ。
ちょうど真下に野鳥の水浴びスポットがあり、コサメビタキやメジロも水浴びをしていました。
今回一番観察頻度が高かったアカゲラ。
複数羽で井富溜池の周りを飛び回っていました。
真上の電線にはヒガラ。
シジュウカラ、ヒガラ、コガラと遠目から見るとそっくりなカラ三兄弟ですが、このアングルなら一発でわかりますね。
お腹が鮮やかな黄色のキセキレイ。
いつも見るのはハクセキレイばかりなのでたまにキセキレイを見つけるとテンションが上がります。
遠くの電線にはホオジロ。
キビタキも首が痛くなる位置で囀っていました。
いたるところからキビタキのさえずりが聞こえたので井富溜池周辺には結構な数のキビタキがいると思います。
その後は井富溜池から少し下って飛沢溜池へ。
飛沢溜池の脇にはやまなし野鳥観察指定地の看板が。
看板のあるところから少し小道に入ってみるとクロツグミが大きな声で囀っていました。
木のすき間からやっと見えたクロツグミ。
クロツグミは遠くにいるのを観察する機会ばかりなのでいつかは近くでゆっくり観察したいですね。
キビタキのオスが縄張り争いで木々の間を飛び回っている中、一羽で木の上で休んでいるキビタキのメス。
キビタキのオスは羽音が大きく、あんなに音を立てて飛ぶキビタキは初めて見ました。
それほど縄張り争いに必死だったのでしょうか。
冬の雪の積もった中で見るベニマシコやルリビタキが魅力的な井富・飛沢溜池でしたが、今回で夏鳥多くみられることがわかりました。
井富溜池は八ヶ岳高原線の甲斐大泉駅からも近く、電車でのアクセスもいいので、野辺山や清泉寮などの有名な探鳥地を訪れた際に少し足を延ばして探鳥してみるのがおすすめです。
今回確認した野鳥
アカゲラ
ウグイス
エナガ
カルガモ
キセキレイ
キビタキ
クロツグミ
コサメビタキ
ヒガラ
ホオジロ
メジロ
ヤマガラ
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