泡瀬干潟、比屋根湿地で探鳥した後は沖縄の超有名探鳥地、金武の田イモ畑へ行ってきました。
今回の目的はシロハラクイナ。
シロハラクイナは警戒心がとても強いので探すのは一苦労です。
探鳥地といっても、金武の田イモ畑は農道から観察するのでガイドブックには車内からの探鳥が推奨されていましたが、農家の方の軽トラがかなりの頻度で通るので今回は農家の方の邪魔にならないように、農道脇に車を停めて歩いて探鳥しました。
車を停めた場所のすぐ近くにいたアオアシシギ
具志干潟近くの水路では大群でいましたが今回は一羽だけでした。
アオアシシギのすぐ近くではタカブシギを発見。
幸先のいいスタートでした。
磯でもないのにまたまたイソシギ。
すっかり夏羽になってきたムナグロは顔をだしたりひっこめたり。
沖縄に来てからムナグロを観察するのは干潟ばかりだったので、やっとムナグロらしい田んぼで観察することができました。
写真には写っていませんが、結構な数の群れでいました。
セッカもいたるところで鳴いていました。
沖縄にはセッカが本当に多く、今まで訪れた探鳥地で草むらがあればほぼセッカが鳴いていました。
ここ金武の田イモ畑も例にもれず、他の野鳥の声が聞き取りづらいほど多くのセッカが鳴いていました。
農道を歩いていると遠くにオレンジっぽいのが見えたので双眼鏡で覗いてみると
なんとアカガシラサギでした!
沖縄には冬鳥として飛来するそうですが、沖縄ではそれほど珍しくないのでしょうか。
アカガシラサギは個人的には滅多に見られないと思っていた野鳥だったので発見できてとてもうれしかったです。
アカガシラサギはその後、飛び立って少し離れた田んぼに着地しましたが、うまく隠れてしまって、あれでは見つけるのは至難の業です。
見つけたときはちょうど開けたところにいてくれて助かりました。
アカガシラサギが観察できたので満足して帰宅をしようとすると農道をバンのような鳥影が横ぎったのですが、歩き方がバンと少し違ったので車を止めてみてみると
リュウキュウヒクイナでした!
シロハラクイナばかりを探していてリュウキュウヒクイナがいるなんてまったく考えていなかったので突然のうれしい出会いでした。
金武の田イモ畑はバンがとても多かったのでもしかしたらヒクイナをバンと見間違えてたこともあったかもしれません。
次回からはちゃんと一羽一羽確認しないと・・・。
金武の田イモ畑の野鳥は車でまわるともう少し近くで観察できると思いますが、狭い農道が多いので、車から観察する場合は農家の方の邪魔にならないように気を付けて観察することが大切です。
今回確認した野鳥
アオアシシギ
アカガシラサギ
イソシギ
イソヒヨドリ
シロガシラ
セッカ
タカブシギ
バン
ムナグロ
リュウキュウヒクイナ
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