昨日は山梨県の嵯峨塩深沢林道へヒレンジャクを探しに行ってきました。
林道までの道路に雪はほとんどなく、林道入り口前の駐車スペースに少し積もっている程度でした。
林道に入ると入り口付近に野鳥はシジュウカラしかいなかったので、ある程度登っていくとカケスがいつもの「ギャーギャー」ではなく、高い声で鳴いていました。
今回はコガラの数がとても多く、入り口付近以外のいたるところで見かけました。
林道のかなり上の方の視界の開けた場所では、ドラミングが三方向から聞こえたのでオオアカゲラかと期待しましたが、アカゲラを1羽確認できただけでした。
ただ、前に全く同じ場所でオオアカゲラを観察しているので三つのドラミングの内、どれかはオオアカゲラだったかもしれません。
林道から富士山が見える場所ではウソの群れを発見。
ただ、すぐに飛んでしまったのでピンボケの証拠写真程度になってしまいました。
ベンチ横あるハンノキではマヒワの群れが食事中でした。
マヒワの群れはメスの方が数が多く、オスは数羽程度でした。
マヒワの群れにはコガラも混ざってハンノミを食べていました。
マヒワ、コガラ共に食べるのに夢中で数メートルの距離で観察することができました。
ハンノキの隣の木にはアトリが止まっていました。
アトリはここ以外でもいくつかの群れが林道脇の落ち葉の積もった地面で採食を行っていました。
また、林道沿いの小川ではミソサザイが大きな声でさえずっていました。
様々な野鳥を観察しながら、今回の目的であるヒレンジャクを探して林道沿いのヤドリギを一つ一つチェックしましたが、残念ながらヒレンジャクを見つけることはできませんでした。
ただ、ヤドリギのみはきれいに熟していたのでヒレンジャクがいつ来てもおかしくない状態でした。
嵯峨塩深沢林道とその周辺にはヤドリギがかなり多くとてもすべてをチェックするのは不可能なので、もしかしたらどこかのヤドリギにヒレンジャクが来ていたかもしれません。
目的のヒレンジャクやオオマシコ、イスカ、オオアカゲラなどの嵯峨塩深沢林道でよく見られる野鳥も残念ながら今回は観察できませんでした。
嵯峨塩深沢林道でバードウォッチングを終えた帰り道、談合坂SA近くにある大野貯水池に立ち寄ってみました。
大野貯水池ではキンクロハジロやスズガモ、ホシハジロ、マガモなどのカモたちに混じって3羽のカワアイサのメスが見られました。
池沿いの林ではエナガの群れが飛び回っていました。
大野貯水池では短時間の滞在でしたが多くの水鳥を観察することができました。また、桜の木が多く看板にもウソが観察できると書いてあったので次回はウソを探してみたいと思います。
今回確認した野鳥
嵯峨塩深沢林道
アカゲラ
アトリ
ウソ
エナガ
カケス
コガラ
コゲラ
ゴジュウカラ
シジュウカラ
ツグミ
ホオジロ
マヒワ
ミソサザイ
ヤマガラ
ルリビタキ
大野貯水池
アオサギ
エナガ
オオバン
カイツブリ
カワアイサ
カワウ
キンクロハジロ
コガモ
スズガモ
ホシハジロ
マガモ
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