一昨日は富士山へ渡り途中のマミチャジナイを探しに行ってきました。
今回はマミチャジナイが好きな木の実が多い精進口登山道へ。
精進口登山道へ入ると、ルリビタキが木々の低い位置を飛び回っていました。
富士山の標高が高い場所から降りてきた個体もいたのか、ルリビタキの数が非常に多く精進口登山道のいたるところでルリビタキを見ることができました。
特にツリバナの実を始めとした木の実がある場所の周りに多く、時折木の実をめぐってバトルを始めていました。
登山道を歩いていると遠くからガビチョウの大きな鳴き声が聞こえたので、少し進むと登山道の脇から落ち葉が飛んできたので双眼鏡で確認するとガビチョウが一生懸命落ち葉をひっくり返してエサを探していました。
夢中で落ち葉をひっくり返すのを見ていると手前の枝に止まってくれましたが見せてくれるのはお尻だけ。
かなり高い場所にあるハリギリの実にツグミ大の野鳥が来たのでマミチャジナイかと思いましたが、姿のよく似たアカハラの方でした。
ハリギリの近くのモミの木に止まっていたのもアカハラの方。
マミチャジナイが来そうな場所だったので、しばらく待ってみましたがマミチャジナイは現れなかったので、この場所を後に。
その後は足元からヤマドリに飛ばれたりと色々ありましたが、マミチャジナイを諦めきれないので、再び先ほどと同じ場所へ。
相変わらずアカハラが多く来ていましたが、その中に一羽目元に白線の入ったマミチャジナイを発見。
マミチャジナイがいた場所は枝の隙間からやっと見えるような位置で、木のみに囲まれじっとしていたため顔を確認するのがやっとでした。
しばらく見ていても、この場所から動かず時折、近くの木のみをついばむだけ。
やっと動いたと思ったら近くのモミの木に移動してすぐに林の奥に消えていきました。
戻ってこないかとしばらく待ってみましたが、マミチャジナイはおろかアカハラも来なくなったのであきらめて移動。
精進口登山道ではアカゲラやアオゲラなどのキツツキも多く、よく鳴きながら木々を飛び回っていました。
アカゲラは首を器用に曲げてエサを探していました。
マミチャジナイを探しながら歩いていると別の場所でハリギリの実を食べるルリビタキを発見。
ルリビタキのお気に入りのポイントなのか、数羽のルリビタキが入れ代わり立ち代わりハリギリの実を食べに来ていました。
きれいな青いオスのルリビタキもやって来ましたが、止まってくれるのは枝被りの場所ばかり。
ルリビタキに大人気のハリギリの実ですが、ルリビタキがいなくなった一瞬の隙を狙ってか、アカゲラもハリギリの実を食べに来ました。
期待していたマミチャジナイは近くのモミの木に止まっているのを一瞬確認しただけで、ハリギリの実を食べに来ることはありませんでした。
今回、目的のマミチャジナイを見ることができましたが、富士山にはまだまだマミチャジナイが見られるポイントがありそうなので、今後探していきたいと思います。
今回確認した野鳥
アオゲラ
アカゲラ
アカハラ
イカル
エナガ
カケス
ガビチョウ
コガラ
コゲラ
ゴジュウカラ
シメ
ヒガラ
マミチャジナイ
ミソサザイ
メジロ
ヤマガラ
ヤマドリ
ルリビタキ
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