一昨日オオヒシクイの飛来地として有名な福島潟へ行ってきました。
ここでも一番に視界に入るのはオオヨシキリ。
オオヨシキリは鳴き声が大きすぎて他の野鳥の声が聞き取りづらくなることが難点です。
最近、オオヨシキリのいるところで鳴き声ばかりで姿は飛ぶところしか見られなかったカッコウでしたがやっと囀っているところを見つけることができました。
ちょうど後ろにいるカワウの頭に乗っているような感じに。
これでもかなり遠かったので、肉眼ではコメ粒程度でした。
次は近くで囀ってくれることを祈ります。
アシ原ではオオヨシキリに混じってコヨシキリも囀っていました。
オオヨシキリは散々見てきましたが、コヨシキリは今回が初めての遭遇。
福島潟のいたるところで見られたオオヨシキリと違って、コヨシキリは数羽程度しか見つけられませんでした。
さすがにオオヨシキリに比べると数は少ないようです。
キジはペアで隣接する田んぼにいました。
周りに遮るものが何もなく、田んぼにぽつんと2羽でいたのでかなり目立ちました。
農家の方が近くを通ったので驚いて福島潟のアシ原の中に消えていきました。
その後も別の場所で何度もキジを見かけたので福島潟にもキジは多いようです。
ハクセキレイもキレイな夏羽になっていました。
ヒバリは何かを捕まえた様子。
かなり遠くの田んぼにはゴイサギと幼鳥のホシゴイ。
直立不動だったので最初は棒のように見えました。
ツバメもかなりの数がいました。
それでも止まっているのを見たのはこの1羽だけ。
他は虫を取るのに夢中のようでした。
鳥屋野潟に引き続き、ここにもカンムリカイツブリがいました。
福島潟のような湿地で見るのは大抵普通のカイツブリなのに
カイツブリは見つかりませんでした。
ヒバリやオオヨシキリに混じったホオアカを発見。
ホオアカは冬羽を多摩川の河口で見ただけだったので夏羽のホオアカは今回が初めて。
多摩川の時もヒバリとオオヨシキリとセットでいたので生息域が被っているようです。
クロハラアジサシも群れで来ているようで複数羽飛んでいました。
アジサシ類はコアジサシしか見たことがなかったのでコアジサシとの大きさの違いを実感しました。
クロハラアジサシを見ている最中、ヨシゴイが目の前を飛びましたが、すぐにアシハラの中に消えていきました。
沖縄で見たリュウキュウヨシゴイよりもやや色が薄い印象でした。
新潟にいるうちはヨシゴイを観察できる機会がまだまだありそうなので次は魚を狙っているところをや擬態しているところが見たいですね。
オオヒシクイが飛来する冬が有名な福島潟ですが、夏鳥も十分に楽しめる場所でした。
近いうちにもう一度訪れたいと思います。
今回確認した野鳥
アオサギ
オオヨシキリ
カッコウ
カワウ
カンムリカイツブリ
キジ
クロハラアジサシ
ゴイサギ
コヨシキリ
ツバメ
トビ
ハクセキレイ
バン
ヒバリ
ホオアカ
ヨシゴイ
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