一昨日、少し遠征をして新潟県新潟市にある福島潟へバードウォッチングに行ってきました。
福島潟は多くの野鳥が越冬する新潟県内でも有数の探鳥地です。
福島潟に隣接する水の駅ビュー福島潟で野鳥情報をチェックしてからまずは周囲の田んぼへ。
ビュー福島潟の裏手の田んぼで早速オオヒシクイの群れを発見。
オオヒシクイは以前茨城県の稲波干拓で観察して以来でしたが、その時よりもはるかに近くで観察することができました。
オオヒシクイを見た後は野鳥観察施設の雁晴れ舎へ。
雁晴れ舎から福島潟を見ると、水面はカモの群れで埋め尽くされていました。
マガモやコガモが特に多く、オナガガモやヒドリガモ、オカヨシガモやミコアイサなども見られました。
雁晴れ舎からでると、目の前の電柱にノスリが止まっていました。
ノスリは警戒心が薄いのか、かなり近くで観察することができました。
雁晴れ舎を後にしてオニバスの群生地の方へ行くと、田んぼで採食中のコハクチョウの群れを発見。
コハクチョウの群れは幼鳥も混じっており、移動するときはきれいな列になって歩いていました。
オニバスの群生地近くの田んぼは鳥影がとても多く、コハクチョウの群れの他にもオオヒシクイの大群やマガンの群れが見られました。
マガンはオオヒシクイほど数は多くありませんでしたが、オオヒシクイの群れと行動を共にしていました。
オオヒシクイとマガンの混群の中に一回り小さな野鳥が混ざっていたので確認してみると、シジュウカラガンでした。
シジュウカラガンはオオヒシクイの群れの中にいると小さく見えるのでかえって目立ちます。
今回はたまたまオニバスの群生地の近くで見つけることができましたが、シジュウカラガンを狙って探すのは骨が折れそうです。
福島潟の後は近くにあるハクチョウの超有名飛渡来地、瓢湖へ。
瓢湖には現在6000羽近くのハクチョウが渡来しているそうですが、昼間は近くの田んぼにエサを探しに行っているので瓢湖には数羽のコハクチョウが残っているのみでした。
ハクチョウの代わりに瓢湖はカモたちが占拠中。
キンクロハジロやホシハジロ、オナガガモやオオバンなどが見られました。
瓢湖の南側にある小さな島にはカワセミが止まっていました。
今回確認した野鳥
福島潟
アオサギ
オオバン
オオヒシクイ
オカヨシガモ
オナガガモ
カイツブリ
カシラダカ
カルガモ
カワウ
カンムリカイツブリ
コガモ
コハクチョウ
シジュウカラガン
ダイサギ
トビ
ノスリ
ハシボソガラス
ヒドリガモ
マガモ
マガン
ミコアイサ
瓢湖
オオバン
オナガガモ
カワセミ
キンクロハジロ
コガモ
コハクチョウ
トビ
ハシビロガモ
ヒドリガモ
ホシハジロ
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