今日は千葉県我孫子市にある北新田へバードウオッチングへ行ってきました。
秋にはシギチドリが見られた田んぼもスズメやヒバリなどの留鳥がちらほら見られるだけで野鳥の数がかなり少なくなっていました。
農道を進んでヒバリがどんどん飛び立つ中、ノスリが遠くの電柱に止まりました。
何かを捕まえたようで食事中のようでしたが、遠すぎて獲物は確認できませんでした。
しばらく田んぼをグルグルと回っていると遠くでタゲリの群れが飛んでいるのを見つけたので着地点まで急いで向かいました。
飛ばれないようにゆっくり近づいていくと、飛んでいた数よりも多いタゲリの大群が待っていました。
タゲリは50羽以上おり、エサを探しているタゲリや休んでいるタゲリなど様々なタゲリを観察することができました。
個人的にタゲリは警戒心が強いイメージがありますが、バードウォッチャーではない散歩をしている人が近くを通っても興味がないのがわかっているのか、まったく警戒せずに過ごしていました。
今回タゲリがいたのは北新田のちょうど中心付近。
遠くに利根川の対岸、取手川にある白い建物が見える場所です。
広い北新田でタゲリを探すのは大変ですが、タゲリは群れで飛んでくれることが多く、つばさとお腹の白がとても目立つので着地点さえわかればタゲリを観察することができると思います。
タゲリをゆっくり観察できたので帰路に就こうとすると、国道6号線近くでチョウゲンボウが近くの電線に止まってくれました。
チョウゲンボウは何度も田んぼ沿いの草むらに急降下しては電柱に戻ってを繰り返しており、何度か虫を捕まえたようです。
時にはホバリングをして獲物を見定めていました。
今日はこの辺りを狩場にしていたようで、近くの電柱に飛び回りながら狩りをしていました。
秋に比べると留鳥以外の野鳥の数は少なくなっていましたが、稲がないのでタゲリなどの田んぼにいる野鳥がとても見やすく、着地点もわかりやすいので田んぼを一つ一つ確認してく必要がないのは助かりました。
カモたちも期待しましたが、今日はカルガモとコガモしか見られなかったので、次回に期待したいと思います。
今回確認した野鳥
アオサギ
カルガモ
カワウ
カワラヒワ
コガモ
スズメ
セグロセキレイ
ダイサギ
タゲリ
チョウゲンボウ
ノスリ
ハクセキレイ
ハシボソガラス
ヒバリ
ヒヨドリ
ホオジロ
モズ
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