12月22日と29日の2日間、長野県の野辺山に冬鳥を観察しに行ってきました。
12月22日
この日は海ノ口地区から探鳥を開始。
探鳥を開始すると早速2羽のベニマシコが出てきてくれました。
ベニマシコは鉄柵を飛び回り、時折じっとしてくれたのでじっくりと観察することができました。
ベニマシコはしばらく観察していると地面に降りて採餌を開始しました。
ベニマシコは最終的に近くの枝に止まった後、林の奥に消えていきました。
ベニマシコから少し離れたところにいたのはカシラダカの群れ。
カシラダカの群れは最初地面で採餌をしており、その後は周囲の枝を飛び回り近くの畑方面へ消えていきました。
キバシリは比較的近くの木に飛んできて、幹のかなり下の方から登り始めました。
しばらく観察しているとかなり細い木に止まったので、真っ白なお腹をほぼ正面から見ることができました。
ツグミは数がとても多く、野辺山の各所で観察することができました。
カケスは貯食行動が見られ、折れた木の幹の割れ目に何かを詰めていました。
海ノ口地区を後にして高原での探鳥に切り替えると、シメの大群に遭遇しましたが、気づいた時にはすでに遅く後ろ姿を写真に収めるのが精一杯で、すぐに飛ばれてしまいました。
シメの群れが飛び去った場所にいたのはカシラダカ。
カシラダカの近くではカワラヒワやスズメの数多く見られました。
滝沢牧場方面へ移動すると、アトリの大群に遭遇。
アトリはかなりの数がおり、滝沢牧場前の道路脇の木々や草むらを行ったり来たりしていました。
アトリの大群が飛び交う木々の中ではアカゲラがひっそりと採餌していました。
最後にノスリが高原の遥か彼方に止まるノスリを観察して22日は終了。
12月29日
29日の海ノ口地区から探鳥を開始。
すぐにコガラの群れに遭遇しましたが、その後前回見られたベニマシコやカシラダカ、キバシリなどは見られなかったのですぐに高原での探鳥に切り替えました。
高原での探鳥を始めると、林縁に10羽以上のキレンジャクの群れがやって来ました。
キレンジャクのみの群れで、ヒレンジャクは混じっていませんでした。
キレンジャクの群れは林の中で休むグループと、近くで木の実を食べるグループに分かれて行動していました。
キレンジャクの群れはしばらくその場に留まって観察させてくれましたが、最終的には林の中へ消えていきました。
キレンジャクを観察した後、高原を探し回ると遠くの枝にオオモズが止まっているのを発見。
かなり距離がありましたが、肉眼でもわかるほど白いお腹が目立っていたので見つけることができました。
オオモズはしばらく同じ枝に止まっていたので、双眼鏡でじっくり観察することができました。
しばらくすると、かなり高い木のてっぺんに移動したのでさらに距離が開いてしまいました。
しかし、ここでもしばらく止まっていてくれたので遠いながらもなんとか観察することができました。
オオモズはその後藪の中に消えてしまい、出てくることはありませんでした。
今回確認した野鳥
アカゲラ
アトリ
オオモズ
カケス
カシラダカ
カワラヒワ
キジ
キバシリ
キレンジャク
コガラ
コゲラ
シジュウカラ
シメ
スズメ
ツグミ
ノスリ
ヒガラ
ベニマシコ
ホオジロ
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