ササゴイが見られる生息地と探す際のポイント

ササゴイの生息地と探す際のポイント

ササゴイは主に夏鳥として河川や、生息している野鳥です。沖縄などでは冬にも見られます。

魚を主食としているため、水深の浅い河川や湖沼の水際などでよく見られます。疑似餌を使って魚を捕ることもあり、熊本県の江津湖などは疑似餌漁をするササゴイが見られることで全国的に有名な場所です。

普段は水辺の近くの林にいることが多いので水際の木々に止まっていないか探してみるといいでしょう。ササゴイは夕方に活動することが多いといわれていますが、昼間に活発に狩りをすることもあるので、夕方以外も積極的に探してみましょう。

また、同じサギの仲間のゴイサギと非常によく似ているので識別には注意しましょう。

関連記事:ササゴイとゴイサギの違いと見分け方

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浮間公園【東京都】

ササゴイの生息地 浮間公園

東京都の北区と板橋区にまたがる浮間公園は関東でも有数のササゴイの繁殖地として有名な場所です。

それほど大きな公園ではありませんが園内にはバードサンクチュアリが整備されており、サンクチュアリ内の林でササゴイが繁殖しています。そのためササゴイの観察はバードサンクチュアリの対岸から行うといいでしょう。そのためササゴイとは距離があることが多いので高倍率の双眼鏡などがあると便利です。

林縁の木々や浮間ヶ池の杭やブイに止まっていることが多いので、それらの場所を中心に探すといいでしょう。7月には巣立った幼鳥も加わり多くのササゴイを見ることができます。

また、浮間公園ではササゴイによく似たゴイサギもよく見られるので二種の識別の練習にはもってこいの場所です。

バードウォッチング以外の利用者も多い公園なので、ササゴイの観察は人の少ない早朝や平日がおすすめです。

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大森ふるさとの浜辺公園【東京都】

ササゴイの生息地 大森ふるさとの浜辺公園

東京都大田区にある大森ふるさとの浜辺公園には主に夏鳥としてササゴイが見られます。ササゴイを探す際は浜辺の北側にある岩場や浮の上、浜辺の対岸にある大森の干潟などを中心に探していくといいでしょう。

北側の岩場前の歩道沿いにはベンチがあるので、コアジサシなど他の夏鳥を観察しながらゆっくりとササゴイを探すのもおすすめです。歩道沿いの岩場以外は陸地から距離があるので、高倍率の双眼鏡などがあると便利です。

また、大森ふるさとの浜辺公園は平日でも昼間は利用者が多いのでササゴイを探す際は早朝などの人の少ない時間帯がおすすめです。

関連記事:大森ふるさとの浜辺公園で見られる野鳥と観察ポイント

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大井ふ頭中央海浜公園【東京都】

大井ふ頭中央海浜公園 ササゴイの生息地

東京都大田区と品川区にまたがる大井ふ頭中央海浜公園では主に春から夏にかけてササゴイを見ることができます。

ササゴイは主に京浜運河の水際で見ることができるので、公園の北側にあるなぎさの森の野鳥観察窓などから探してみるといいでしょう。ササゴイは観察窓の目の前にいる可能性もあるので、観察窓に近づくときはできるだけ静かに近づきましょう。

また、人の少ない時なら運河沿いの歩道のすぐそばでササゴイが見られることもあるので、早朝などに探しに行くのもおすすめです。

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羽村堰【東京都】

ササゴイの生息地 羽村堰

東京都羽村市にある羽村堰周辺には主に夏鳥としてササゴイが生息しています。

ササゴイは主に羽村堰や羽村大橋前の堰で見られます。堰を流れる水の量が少ない時は、堰の広範囲を歩き回って魚を狙うのでかなり観察しやすくなります。

羽村堰のササゴイ

羽村堰のササゴイ

羽村堰の東側にはベンチもあるので、休憩しながらゆっくりとササゴイを観察するのもいいでしょう。

羽村堰から数百m下流にある羽村大橋の前の堰は堰の東側からの観察になります。

ササゴイの生息地 羽村大橋前の堰

羽村大橋前の堰

堰自体は立入禁止ですが、堰のすぐ横にある金網の柵から堰を見渡すことができるので、そこからササゴイを探すといいでしょう。

柵をブラインド代わりに利用できるので、じっと待っていればササゴイの方から近くに来てくれることもあります。

羽村堰周辺は釣り人にも人気のポイントで、釣り人の多い休日にはササゴイの観察が難しくなるのでササゴイを探しに行く際は平日などなるべく人の少ない時に行くといいでしょう。

関連記事:羽村堰で見られる野鳥と観察ポイント

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入間川中流域【埼玉県】

ササゴイの生息地 入間川中流域

埼玉県狭山市を流れる入間川中流域には主に夏鳥としてササゴイが生息しています。西武新宿線の狭山市駅と西武池袋線の稲荷山公園駅から入間川河川敷までは共に徒歩約15分と電車でも比較的アクセスしやすいポイントです。

ササゴイを探す際は昭代橋~入間川と霞川の合流地点までの間を往復するのがおすすめです。広瀬橋と本富士見橋の間にある堰周辺や、水際に大きめの石が転がっているような場所を中心に探していくといいでしょう。

入間川は釣り人が多く、堰周辺などに釣り人が多い場合、ササゴイは期待できないので、早朝や日没間際など、人の少ない時間帯に探すのがおすすめです。入間川は両岸とも河川敷を歩くことができるので、人の少ない方からササゴイを探していくといいでしょう。

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渡良瀬遊水地【栃木県他】

ササゴイの生息地 渡良瀬遊水地 谷中湖

栃木県他四県にまたがる渡良瀬遊水地では、谷中湖や調節池にササゴイが夏鳥として生息しています。

谷中湖の水際で魚を狙っていることがあるので、比較的人の少ない平日に水際をチェックしながら谷中湖を一周して探してみるといいでしょう。

また、調節地に点在する小さな林の中にいることもあるので、水辺近くの木々はササゴイが止まっていないか要チェックです。

ササゴイは調節池のヨシ原の上を飛んでいることもあります。堤防の上などヨシ原を広く見渡せる場所で広範囲を見渡しながら待ってみるといいでしょう。遮蔽物のほとんどない調節池のヨシ原では、ササゴイの着地点を確認できることが多いので、飛んでいるササゴイを見つけたら着地点をしっかり確認しておきましょう。

関連記事:渡良瀬遊水地で見られる野鳥と観察ポイント

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末吉公園【沖縄県】

沖縄県那覇市にある末吉公園には主に冬鳥としてササゴイが生息しています。末吉公園はゆいレールの儀保駅から徒歩5分ほどとアクセスも良く、気軽にササゴイを探しに行くことができる探鳥地です。

ササゴイを探す際は末吉公園の中心部を流れる安謝川沿いを探していくといいでしょう。安謝川に架かる滝見橋や花見橋から探すのがおすすめです。

末吉公園は昼間は利用者が多く、橋を通行する人が多いと近くで観察することができないため、なるべく早朝などの人の少ない時間帯に行くといいでしょう。

また、末吉公園にはハブも生息しているため、ササゴイを探しに行く際は十分注意しましょう。

関連記事:末吉公園で見られる野鳥と観察ポイント

 

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比屋根湿地【沖縄県】

ササゴイの生息地 比屋根湿地

沖縄県沖縄市の泡瀬地区にある比屋根湿地には主に冬鳥として湿地内にササゴイが生息しています。

ササゴイは湿地の中央にある岩場で見られることが多く、柵をブラインド代わりにして待っていればかなり近くまでやって来ることもあります。岩場は湿地の東西から見ることができるので、太陽の位置に合わせて順光の方から観察するといいでしょう。

比屋根湿地は沖縄屈指のシギチドリの探鳥地として有名な泡瀬干潟と隣接しており、満潮時にはシギチドリが湿地内に移動してくるのでササゴイを探す際は満潮の少し前から行うとササゴイの他にも多くの野鳥が観察でき、おすすめです。

ササゴイは湿地内の木々の中に隠れていることも多いので、その際は泡瀬干潟で探鳥しながら時間をおいて探してみるのもいいでしょう。

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管理人がササゴイを確認した場所一覧

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大井ふ頭中央海浜公園【東京都】

昭和島【東京都】

北区・子どもの水辺【東京都】

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