2020年1月26日の日曜日、栃木県日光市にある戦場ヶ原に冬鳥を観察しに行ってきました。
今回は竜頭滝上駐車場から湯川沿いを上っていくルートで探鳥をスタート。
探鳥初めてすぐに湯川沿いの木に3羽のウソが飛んできました。
ウソは花芽や木の実食べるのに夢中で、かなり近くまで来てくれました。
ウソを観察した後、しゃくなげ橋から湯川を覗くと、予想通りカワガラスが上流側から飛んできて雪の上に降り立ちました。
カワガラスは2羽で激しく飛び回っており、最終的に上流の方へ飛んでいきました。
しゃくなげ橋からは戦場ヶ原方面ではなく右に曲がって小田代ヶ原方面へ。
葉が落ちて見通しが良くなった林をゴジュウカラが活発に動き回っていました。
小田代ヶ原へ向かって歩いていると野鳥が少なく静かな林の中に木を叩く音が響いたので、音の出る方を探してみるとオオアカゲラが獲物を探して一生懸命木の幹を叩いていました。
オオアカゲラは鳴きながら木を叩いていたので場所はすぐにわかりましたが、木の上の方で採餌をしていたため、細い枝の隙間から観察するのが精一杯でした。
小田代ヶ原に到着すると再びオオアカゲラを発見。
先ほどよりも見やすい場所に止まってくれたのでじっくりと観察することができました。
小田代ヶ原から千手ヶ浜方面をへ少し進むと、コガラやシジュウカラなどのカラ類の混群の近くでキバシリを発見。
キバシリはかなり近くの木に止まってくれました。
その後は千手ヶ浜までは行かずにしゃくなげ橋まで引き返して、再び湯川沿いを上流方向へ。
湯川ではホシハジロがポツンと1羽で休んでいました。
湯川沿いを歩いていると再びウソに遭遇。
メスも採餌に夢中で真上まで来てくれました。
採餌に夢中のウソはかなり長い間近くで観察させてくれました。
ウソの近くではエナガの群れも採餌中でした。
赤沼分岐に到着すると、湯川でマガモが仲良くペアで行動していました。
去年の台風で通行止めになっていた湯川沿いの木道は途中までは行けるようになっていましたが、特に野鳥は見られませんでした。
午後になって光徳入り口の方から戦場ヶ原に入ると、ここでも2羽のキバシリが歩道近くの木々を駆け上がっていました。
キバシリにしては珍しく、駆け上がっている途中で一時止まってくれたので、じっくりと観察することができました。
キバシリを観察していると、すぐ近くに木に1羽のキレンジャクが飛来。
枝被りでかなり観察しづらかったのですが、しばらくするとキレンジャクの群れがやって来ました。
10羽ほどの小さな群れで、夢中で歩道の真上の木の実を食べていました。
キレンジャクの群れはしばらくすると、ハイカーに驚いで遠くへ飛んで行ってしまいました。
キレンジャクの群れが飛び去った後にはコガラしか残っていませんでした。
今回確認した野鳥
アカゲラ
ウソ
エナガ
オオアカゲラ
カワガラス
キバシリ
キレンジャク
コガラ
ゴジュウカラ
シジュウカラ
ダイサギ
ツグミ
ヒガラ
ヒヨドリ
ホシハジロ
マガモ
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