2023年2月11日、東京都を流れる多摩川と浅川の合流地点に野鳥を探しに行ってきました。
今回は京王線の高幡不動駅で降りて、浅川に架かる高幡橋付近から探鳥を開始。
浅川の河川敷はまだ薄っすらと雪が積もっていました。
土手の上から浅川を見渡すと、ダイサギが採餌中でした。
河川敷で採餌をしていたのはホオジロの群れ。
モズはかなり遠くに止まっており、後ろ姿しか観察することができませんでした。
ツグミは下流方向から飛んできて、近くに止まってくれました。
高幡橋の下流ではコガモやヒドリガモ、オオバンなどが見られました。
高幡橋と万願寺歩道橋のちょうど中間あたりの水際では休息中のイカルチドリを発見。
イカルチドリは動く気配がなかったので、すぐに観察を終えて新井橋を渡り浅川の左岸へ移動。
浅川左岸の河川敷を歩いていると、カシラダカの小群に遭遇。
小枝越しであったのと、ほぼ逆光だったので、観察に苦労しました。
クリーンセンターの前あたりでは、カワセミを発見。
手前の草むらをうまくブラインド代わりに利用できたので比較的近くで観察することができました。
カワセミを観察した後は、多摩川と浅川の合流地点から多摩川の右岸に移り、クリーンセンター前の池へ。
クリーンセンター前の池ではアオサギとダイサギ、コガモにジョウビタキなどが見られました。
池の一番端まで行くと、ここでもカワセミを発見。
カワセミは池の対岸にとまり、先ほどよりもかなり距離があったので観察に苦労しました。
クリーンセンター前の池を後にして、多摩川の右岸を上流方向に歩いて行くと、上空をオオタカが通過。
オオタカはすぐに多摩川の左岸方向へ飛んで行ってしまったのでまともに観察することはできませんでした。
オオタカが飛んで行ってしまった直後に、今度はノスリが上空に現れました。
オオタカと違ってノスリはゆっくりと上空を旋回してくれました。
多摩川の右岸を歩いて行き、石田大橋を渡ると上流方向に2羽のハクチョウを発見。
写真に撮って確認してみると、1羽はくちばしの黄色の部分が非常に小さいのでアメリカコハクチョウだと思われます。(アメリカコハクチョウの黄色部分の大きさの判断は人によって分かれるので断定はできませんが)
もう一羽の方は、コハクチョウにしてはくちばしの黄色部分が小さく、アメリカコハクチョウにしては黄色部分が大きすぎるので、コハクチョウとアメリカコハクチョウの交雑個体だと思われます。(UP時に画像を圧縮しているため、黄色部分が見難くて申し訳ありません)
アメリカコハクチョウと交雑個体は石田大橋上流の右岸と中洲の間にいたため、北側の左岸からでは逆光になり、距離もかなり遠かったため観察に苦労しました。
今回確認した野鳥
アオサギ
アオジ
アメリカコハクチョウ
イカルチドリ
オオタカ
オオバン
カイツブリ
カシラダカ
カルガモ
カワウ
カワセミ
カワラヒワ
カンムリカイツブリ
キセキレイ
コガモ
コサギ
シジュウカラ
ジョウビタキ
セグロセキレイ
ダイサギ
チュウダイサギ
ツグミ
トビ
ノスリ
ハクセキレイ
ハシボソガラス
ヒヨドリ
ホオジロ
マガモ
モズ
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