谷津干潟
谷津干潟で期待できる野鳥
留鳥 オナガ カワセミ セイタカシギ
夏鳥 コアジサシ
冬鳥 ダイゼン ハジロカイツブリ ハマシギ
旅鳥 オオソリハシシギ キアシシギ キョウジョシギ シマアジ ソリハシシギ チュウシャクシギ メダイチドリ
千葉県習志野市にある谷津干潟はラムサール条約にも登録された、シギチドリが数多くやって来る探鳥地です。春と秋の渡りの時期には、干潟にやって来るシギチドリを間近で観察することができます。
谷津干潟は周りを高速道路や住宅街に囲まれていますが、東京湾とつながっているため、潮の満ち引きの影響をうけます。しかし、東京湾とは少し離れているため東京湾の潮の満ち引きよりも1時間半ほど遅れているので注意が必要です。
干潟
干潟の周囲には歩道が整備されており、歩いて1周することができます。太陽の位置や干潟の出現状況に合わせて場所を変えながら野鳥を探してみましょう。
一見干潟がなく、シギチドリがいないように見えても、水深の浅い場所ではセイタカシギやオオソリハシシギなどのシギチドリの中でも比較的大きめの野鳥がいることがあるので、干潟が出ていなくても探してみる価値はあります。
特にオオソリハシシギは足が完全に使った状態でも採餌をすることがあるので要チェックです。
干潟の北側には野鳥観察窓がいくつか設置されているので、干潮時を狙って覗いてみるといいでしょう。
ベンチもあるため、満ちてくる潮に追いやられて近くまでやって来るシギチドリを待つのもおすすめです。
谷津干潟自然観察センター
谷津干潟には東京湾側に谷津干潟自然観察センターがあるので、探鳥を始める前に立ち寄ってみましょう。
自然観察センターでは入館料がかかりますが、その日の野鳥観察情報や、フィールドスコープが常設されており干潟を一望できるので必ず立ち寄ってみることをおすすめします。
観察センターの前は視界が開けており、干潮の際はもちろん、満潮の際も干潟を追いやられたシギチドリが休みにやって来ることがあるので一日中バードウォッチングを楽しむことができます。
冷房や暖房も効いているため、天気に左右されずに快適に野鳥を観察できるのもポイントです。
自然観察センターの脇には淡水池があり、こちらは観察センターに入館しなくても観察壁から見られます。
淡水池では冬に多くのカモ類が見られるので冬に来たときは必ずチェックしましょう。
渡りの時期にはシマアジのような珍しい野鳥も見られることがあります。
また杭などにはカワセミが止まっていることもあります。観察窓にフィールドスコープなどは常設されていないので、双眼鏡を持っていきましょう。
東淡水池は自然観察センターの中からも見ることができ、そちらはフィールドスコープが常設されているので、観察器具を何も持っていない場合はセンター内から野鳥を探すといいでしょう。
カワセミやカモ類などの他にもシギチドリがここまで入ってくることもあるので満潮時には要チェックです。
管理人が確認した野鳥
アオサギ
イソシギ
ウミネコ
オオジュリン
オオソリハシシギ
オオバン
オカヨシガモ
オナガ
オナガガモ
カイツブリ
カルガモ
カワウ
カワセミ
キアシシギ
キョウジョシギ
キジバト
コガモ
コサギ
シジュウカラ
シマアジ
シロハラ
スズメ
セイタカシギ
ソリハシシギ
ダイサギ
ダイゼン
チュウシャクシギ
ツグミ
トウネン
ハクセキレイ
ハシビロガモ
ハマシギ
バン
ヒドリガモ
ホシハジロ
ムクドリ
メダイチドリ
おすすめの時期
春、晩夏
周辺の探鳥地
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周辺の宿泊施設
所在地・アクセス
最寄駅:自然観察センターまで京葉線「南船橋駅」「新習志野駅」から各徒歩約20分
京成線「京成谷津駅」から徒歩約30分
最寄の高速出口:東関東自動車道「谷津船橋IC」より約1分
駐車場:あり
トイレ:あり