こども自然公園で見られる野鳥と観察ポイント

神奈川県横浜市にあるこども自然公園は通称「大池公園」とも呼ばれ、広大な敷地内に自然が豊かに残る貴重な都市公園です。公園内には、野山や池、森林など多彩な自然環境があり、四季折々の植物や生き物たちが生息しています。

公園内には多数の野鳥が生息しており、季節によって様々な種類の野鳥が訪れます。こども自然公園は、野鳥たちが生息しやすい環境が揃っており、野鳥を観察ができるポイントも多くあります。そんなこども自然公園で見られる野鳥や観察ポイントについて、詳しく紹介します。

中池

公園のほぼ中央に位置する中池は留鳥のカワセミが近くで観察できるポイントとして有名です。

中池には複数の杭があり、カワセミが止まり木と利用しているため、初めに杭の上を探してみるといいでしょう。

カワセミを近くで観察したい際は池の周りの柵をブラインド代わりにうまく利用するといいでしょう。

また、中池には冬になるとカモ類が飛来します。

キンクロハジロなどは群れで見られ、比較的距離も近いのでじっくりと観察することができるでしょう。

ホタル保全エリア

公園の西側にあるホタル保全エリアは橋の中を小川が通っており、野鳥が水飲みや水浴びに来るポイントになっています。

小川沿いの藪では留鳥のコジュケイやガビチョウが見られることがあるので大きな声を頼りに探してみるといいでしょう。

冬には藪の中でシロハラが音を立てて採餌する姿も見られます。

小川沿いの林では留鳥としてシジュウカラやメジロ、ヒヨドリなどが見られ、春の渡りの時期にはキビタキがさえずっていることもあるので樹上は要チェックです。

また、冬には林の上部をリュウキュウサンショウクイが鳴きながら飛び回っていることがあるので、声を頼りに探してみるのもいいでしょう。

梅林

公園の南側には梅林があります。

この梅林周辺では冬にルリビタキが見られることがあり、その際はかなり良い条件でルリビタキを観察することができます。

ルリビタキは人の少ない時間帯なら歩道沿いの柵などかなり見やすい場所に出てきてくれることがあるので、ルリビタキを観察しに行くなら、なるべく平日の早朝などに行くのがおすすめです。

梅林の周囲は林があり、留鳥のエナガや冬鳥のアオジなどが見られるので、ルリビタキと併せて探してみるといいでしょう。

 

草地広場

公園の東側には林に囲まれた草地広場があります。

周囲の林では留鳥のウグイスなどが見られ、冬にはイカルの群れが見られることもあります。

周囲の林の中には遊歩道が通っているので遊歩道を歩いて野鳥を探していくといいでしょう。

管理人が実際に確認した野鳥

アオジ
アオバト
イカル
ウグイス
エナガ
ガビチョウ
カルガモ
カワセミ
キビタキ
キンクロハジロ
コゲラ
コジュケイ
シジュウカラ
シロハラ
ツグミ
マガモ
メジロ
リュウキュウサンショウクイ

こども自然公園のブログ記事一覧

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アクセス

住所：神奈川県横浜市旭区大池町６５−１

最寄り駅：相鉄線の「二俣川」駅より徒歩約２５分

駐車場：あり

トイレ：あり