一昨日は筑波山の帰りに稲敷市の甘田干拓にコミミズクとハイイロチュウヒを見に行ってきました。
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稲敷市に到着し、甘田干拓に向かう前にまずは西ノ洲をチェック。
西ノ洲のヨシ原は一部が刈り取られており、工事が始まっていました。どうやらメガソーラーの発電施設ができるようです。
そんな刈り取られたヨシ原跡にはタゲリの群れがいました。
群れといっても広いヨシ原跡地に広範囲に1羽ずつで散らばっており、各々がゆっくりとエサを探して歩き回っていました。
チュウヒ、ミサゴ共に地面に降りてくれましたが、距離が遠すぎて双眼鏡で観察するのが精一杯でした。
西ノ洲は日曜日にもかかわらず、バードウォッチャーが一人もいなかったので、甘田干拓に集中しているのかなと思い、甘田干拓に到着すると予想通り数十台の車が甘田干拓の周りを取り囲んでいました。
ヨシ原の脇にある水が張った場所では3羽のタシギが採食中。
タシギのすぐ近くでは1羽のタゲリが佇んでいました。
ここで見られたタゲリはこの1羽だけ。西ノ洲にいた群れからはぐれたのでしょうか。
干拓地のヨシ原を見ると、ハイイロチュウヒのオスが目の前に飛んできました。
あまりにも突然だったので、ブレブレの写真を撮るのが精一杯。
今回はハイイロチュウヒの出がよく、この後も何度もその姿を見せてくれましが、飛び出してくるタイミングが全く分からず、距離も遠いことが多かったので写真は諦めて双眼鏡での観察に切り替えました。
ハイイロチュウヒとは対照的にコミミズクはかなり見やすい場所に止まっていました。
今回、コミミズクは2羽確認でき、ヨシ原上空を獲物を探して飛び回っていました。
コミミズクはかなり広い範囲を飛び回っては杭などに止まっての休憩を繰り返しており、場所によっては道路からすぐ近くの場所に止まっていることもありました。
甘田干拓では夕暮れ時ということもあり、コミミズクにハイイロチュウヒ、チュウヒやノスリなどの猛禽類が絶えず飛び回っており、かなり賑やかでした。
今回確認した野鳥
オオバン
カイツブリ
コミミズク
ジョウビタキ
タゲリ
タシギ
チュウヒ
トビ
ノスリ
ハイイロチュウヒ
ハクセキレイ
ミサゴ
ムクドリ
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