今日は渡りのシギチドリを探して多摩川河口付近(神奈川県側)へ。
京急大師線の産業道路駅を降り、河川敷に出て河口方面へ向かうと最初の干潟でカニをくわえたソリハシシギを発見。
ソリハシシギは相変わらず動きが素早く、カニを食べた後も猛スピードで干潟を走り回っていました。
ソリハシシギの近くではウミネコがゆっくりと水際を歩いていました。
ソリハシシギはこのウミネコを警戒していたのか、ウミネコが近づくと猛ダッシュで逃げ、決してウミネコに近づこうとはしませんでした。
引き潮で川の中央付近にできた干潟ではトビが魚を食べていました。
いつもならこのあたりで魚を食べているのはミサゴなのですが、今回ミサゴを見ることはできませんでした。
殿町第2公園前の干潟では1羽のキアシシギが見られました。
堤防の上からの観察だったせいか比較的近くまで来てくれ、じっくりと観察することができました。
また、大師橋と河口の間に新しく橋が架かるそうで、干潟には大きなクレーンがありました。
この橋の建設でシギチドリの飛来がどうなるか非常に気になります。橋の下を通れるようなら日陰ができて野鳥の休息場所になるでしょうか。
河口から一つ手前の干潟を見渡せる場所では、ヨシ原の中をダイサギが歩いていました。
ダイサギやアオサギは数が多く、干潟のいたるところで見ることができました。
ダイサギの近くにいたのは2羽のメダイチドリ。
2羽のメダイチドリはその場からほとんど動かずにいたので、じっくり観察することができました。
しばらく見ていると、1羽が急に走り出し大物をゲット。
かなりの大物だったので時間をかけて食べるのかと思いきや、あっという間に食べてしまいました。
河口に行ってまたこの場所に戻ってくると、今度はキアシシギが堤防のすぐ近くに来ていました。
3羽のキアシシギがいましたが、1羽のキアシシギが大きな声で鳴きながら他のキアシシギを追いかけまわしていました。
キアシシギが騒いでいる中でコサギは全く気にず、干潟を歩いていました。
干潟の奥の方では1羽のコアジサシがダイブを繰り返していましたが、あまりにも遠すぎて写真に収めることはできませんでした。
殿町第2公園近くに戻ると川の中央にできた干潟にいたウミネコの群れにオオセグロカモメが混ざっていました。
オオセグロカモメと並ぶとウミネコがかなり小さく見えます。
一番最初に見た干潟に戻るとソリハシシギが2羽に増えていました。
2羽のソリハシシギは一通り干潟を歩き回ったあと、ヨシ原の中で休憩していました。
今回確認した野鳥
アオサギ
ウミネコ
オオセグロカモメ
カルガモ
カワウ
キアシシギ
コアジサシ
コサギ
ダイサギ
トビ
ソリハシシギ
ムクドリ
メダイチドリ
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