今日はイスカを探して山梨県の嵯峨塩深沢林道と柳沢峠へ。
まずは朝一で嵯峨塩深沢林道へ向かいました。
オオマシコが出ているという情報もあったので、少し期待して林道へ。
林道に到着すると、数十羽のアトリの大群が出迎えてくれました。
アトリの群れにはコガラとゴジュウカラが混ざっていました。
コガラが一番警戒心がなく、近くまで寄ってきてくれました。
アカマツの上の方ではマヒワが食事中でしたが、逆光でうまく観察できず断念。
アトリの群れを見ていると、上空のアカマツの間を真っ赤な鳥が飛びましたが、そのまま遠くに飛んで行ってしまい、確認することはできませんでした。
しかし、去年と全く同じ場所で同じ時期にイスカを観察しているので、イスカの可能性は高いと思います。
その後もその場所でしばらく待ってみましたが赤い鳥は帰ってきてくれませんでした。
諦めて林道の上の方へ行くと、イカルの群れを発見。
林道の上の方で見られたのはイカルとカラ類の他には、沢沿いにいたミソサザイのみ。
ミソサザイは目の前まで来てくれましたが、すぐに沢の上流へ消えてしまい写真は撮れず。
結局、嵯峨塩深沢林道ではイスカらしき野鳥を見た時がピークでした。
やはりオオマシコは年明けの方が確率が高いようです。
その後は昼食をとって柳沢峠へ。
初夏にはコルリやコマドリ狙いのバードウォッチャーで賑わう柳沢峠も、今日は人っ子一人いませんでした。
コマドリで有名なポイントの近くでは、キバシリが木を駆け上がっていましたが、木の裏側ばかりで一瞬表に来てくれても陰で真っ黒な姿しか見えませんでした。
キバシリは夏にも観察していたので、ここでは留鳥として生息しているようです。
夏には葉が生い茂り見つけることができなかったヤドリギも、林道沿いに多く生えていました。
残念ながらレンジャクは見つけられませんでしたが、タイミングが合えばレンジャクが観察できると思います。
林道沿いにはハンノキがとても多く、入り口付近のハンノキではマヒワの群れが食事をしていました。
マヒワにはシジュウカラやヤマガラが混ざっていましたが、ハンノキに来るのはマヒワのみでした。
期待していたイスカやオオマシコは観察できませんでしたが、今日はマヒワをじっくりと観察することができました。
また次回、雪が積もった後にリベンジをしたいと思います。
今回確認した野鳥
アトリ
イカル
カケス
キバシリ
コガラ
コゲラ
ゴジュウカラ
シジュウカラ
ヒヨドリ
マヒワ
ミソサザイ
ヤマガラ
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