昨日は昨年11月にオシドリの群れを観察した千葉県印西市にある北総花の丘公園へ行ってきました。
最初はオシドリの状況を確認しに戸神川防災調整池にある野鳥観察窓へ。
水面に水鳥の姿はほとんどなく、カワウやオオバンが少数泳いでいるだけでした。
対岸の水際の藪を双眼鏡で一通り見てみると、コガモの群れの横でオシドリの群れが休んでいました。
藪の中には何羽かのオシドリの姿が見えたので、前回観察した数からして藪の奥の方にはもう少し多くのオシドリがいるかもしれません。
少し待ってみてもオシドリは出てこなかったので、あきらめて野鳥観察窓付近の林を探してみました。
野鳥観察窓のすぐ近くにはシメがいました。
シメはやたらと警戒心が強く少し近づくとすぐに飛んでしまったので、距離をとって枝の間から観察しました。
畑にはハクセキレイやツグミと一緒に2羽のタヒバリが採食中でした。
遠目で見るとシルエットがハクセキレイに似ているため最初はハクセキレイだと思っていましたが、念のため双眼鏡でチェックしておいてよかったです。
その後、調整池の南側へ行くとオシドリがペアで水面に出てきていましたが、あまりにも距離が遠すぎたのでじっくりと観察することはできませんでした。
自然生態園を通って調整池の南側の田んぼへ向かうと、ムクドリの群れが一斉に飛び立ったので上空を確認すると、オオタカがカラスと小競り合いをしながら飛んでいました。
オオタカはかなり高い場所を飛んでいたのでムクドリの群れが飛んでくれなければ見つけられなかったかもしれません。
近くの電柱にでも止まってくれないかとしばらく待ってみましたが、田んぼの上空を長い間旋回した後、オオタカは林の向こうへ消えていきました。
オオタカが去った後の田んぼでは電線に止まるビンズイを発見。
ビンズイは2羽止まっており2羽ともじっとしていてくれたので、かなり長い時間じっくりと観察することができました。田んぼにおりて採食を始めないかとしばらく待ってみましたが、一向に地面に降りる気配がなかったので諦めて退散。
今回はビンズイとタヒバリを2羽ともじっくり観察できたので2種の違いをしっかり確認することができました。
帰りに調整池の北側でダイサギを観察して今回のバードウォッチングは終了。
今回確認した野鳥
アオサギ
アオジ
オオタカ
オオバン
オシドリ
カワウ
カワラヒワ
シメ
セグロセキレイ
ダイサギ
タヒバリ
ツグミ
ハクセキレイ
ビンズイ
マガモ
ムクドリ
モズ
ヤマガラ
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