昨日は毎年アオバズクがやって来ることで有名な栃木県佐野市の上羽田八幡宮へ行ってきました。
例年アオバズクが営巣している大ケヤキは倒れる危険があるため上の部分が伐採されており、アオバズクが営巣していたうろは、近くの木に移されていました。
巣の近くを20分ほど探しても見つからなかったので奥にある少し高くなった場所に上ると、木の上のほうで4羽のアオバズクの家族が休んでいるのを見つけました。
アオバズクの家族は葉が茂った木のかなり上の方におり、葉や枝の隙間からやっと顔が見える程度。
木のかなり上の方なので場所を変えてもなかなか見やすい場所が見つからず10分ほど移動を繰り返しましたが、やっとの思いでなんとか1羽が見やすい位置を見つけました。
アオバズクは道路を通る車の音などに反応して時折目を開けて周りを見渡していました。
この位置からは残りの3羽のアオバズクは葉と枝にかぶって全く見えず、場所を移動しても4羽同時に見られる場所はありませんでした。
上羽田八幡宮でアオバズクを観察した後は渡良瀬遊水地へ。
第一調整池のゴルフ場に抜ける道の両脇ではコヨシキリが大きな声で鳴いていました。
ちょうど道路沿いにコヨシキリのソングポストがあり、目の前で観察することができました。
コヨシキリの周りでは多くのオオセッカがさえずっていましたが、コヨシキリと違って草むらの中でさえずっており、たまに出てきてもすぐに隠れてしまったのでじっくり観察することはできませんでした。
そんな中、オオセッカの幼鳥が少しの間だけ見える位置に出てきてくれました。
幼鳥でも元気にさえずっており、成鳥と遜色ないほど大きな声で鳴いていました。
渡良瀬遊水地では、そのほかにセッカやカッコウ、ヨシゴイなどが確認できました。
今回確認した野鳥
上羽田八幡宮
アオバズク
渡良瀬遊水地
オオセッカ
オナガ
カッコウ
カワセミ
カワラヒワ
キジ
ゴイサギ
コヨシキリ
スズメ
セッカ
ツバメ
ヒバリ
ホオジロ
ヨシゴイ
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