一昨日の日曜日に先日に引き続き千葉県の九十九里浜へ水鳥を観察しに行ってきました。
片貝海岸では一週間前に比べてスズガモをはじめとしたカモたちがだいぶ減っており、海上も寂しい状態でした。
そんな中、海上の遠くの方に2羽で仲良く泳ぐアカエリカイツブリを発見。
この2羽のアカエリカイツブリは潜水せずに海上を漂っていたので、観察には最適でしたがほぼ逆光の位置なうえ、距離もかなりあったので満足に観察することはできませんでした。
アカエリカイツブリを観察していると、すぐ近くの波打ち際に1羽のミヤコドリが飛んできました。
三番瀬と違ってサーファーや釣り人が多いためか、近くを人が通っても少し移動するだけで逃げる気配はありませんでした。
しばらく見ているとミヤコドリがもう1羽やって来ました。
後から来たミヤコドリも警戒心がほとんどなく、人が近くを通る中でゆっくりと採餌をおこなっていました。
ミヤコドリを観察していると、今度は1羽のオオソリハシシギが飛来。
ほとんど冬羽の個体で、こちらもミヤコドリと同じく警戒心もなく採餌を始めました。
最終的にミヤコドリがもう1羽増え、3羽のミヤコドリと1羽のオオソリハシシギで仲良く採餌をおこなっていました。
そんな4羽を少し離れた場所ではイソシギが佇んでいました。
先日群れで見られたクロガモは、遠くの方に1羽が泳いでいただけでした。
そうこうしているうちに、アカエリカイツブリが近くまで寄ってきていました。
それでも完全に逆光の位置で首はだいぶ赤茶色がかっていましたが、きれいな色は見ることができませんでした。
カンムリカイツブリはきれいな夏羽になっていました。
まだ冬羽のカンムリカイツブリも見られました。
片貝海岸での観察を終えたあとは、他の渡りのシギチドリを探しに九十九里浜を北上して蓮沼海浜の森の殿下海水浴場へ。
海岸沿いに出ると、すぐにミユビシギの大群を発見。
ミユビシギはいくつかの群れに分かれており、高速で干潟を走り回る群れや、波打ち際で休憩している群れなどが見られました。
シロチドリはミユビシギの群れから少し離れた場所で佇んでいました。
セグロカモメは波打ち際で獲物をめぐるカラスとのバトルに勝利していました。
海岸からの帰りがけにさえずるホオジロを発見。
蓮沼海浜の森の池ではセグロセキレイが杭に止まっていました。
カモたちもまだ多少は残っており、ハシビロガモやコガモ、キンクロハジロなどが見られました。
今回確認した野鳥
片貝海岸
アカエリカイツブリ
イソシギ
オオソリハシシギ
オオバン
カルガモ
カンムリカイツブリ
クロガモ
シロチドリ
スズガモ
ダイゼン
ヒバリ
ホシハジロ
ミヤコドリ
蓮沼海浜の森・殿下海水浴場
オオバン
キンクロハジロ
コガモ
シロチドリ
セグロカモメ
セグロセキレイ
ハクセキレイ
ハシビロガモ
ヒバリ
ヒヨドリ
ホオジロ
ミユビシギ
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