今日は白鳥の飛来地として有名な茨城県水戸市にある大塚池公園へ。
南東から大塚池周囲の遊歩道に入ると、さっそく歩道のすぐそばで休むマガモを発見。
マガモは数羽の群れで行動しており、休憩している個体や泳ぎ回る個体など様々でした。
マガモの近くではオナガガモのメスが2羽で行動していました。
浮きの上で仲良く休憩していたのはヒドリガモとハシビロガモ。
少し離れた場所ではコガモも見られました。
大塚池の西側まで進むと大きな声で鳴きながらセグロセキレイがやって来ました。
セグロセキレイが飛んできた方向にハクセキレイがいたので、小競り合いに敗れたのでしょうか。
セグロセキレイのそばではオナガガモのオスも見られました。
カモたちの中にいるとその大きさからかなり目立つコクチョウ。
大塚池公園ではコクチョウの増加が問題になっているようで、エサやりの禁止や偽卵による繁殖防止策などがとられていました。
同じく外来種のコブハクチョウもいるそうですが今回は見つけることができませんでした。
コクチョウを見ていると、コクチョウがいた場所の奥の方で4羽のオオハクチョウが泳いでいました。
オオハクチョウは成鳥2羽、幼鳥2羽で行動していたので、家族でしょうか。
池を見渡してもこの4羽の他にオオハクチョウは見当たらなかったのでどうやら先遣隊のようです。
オオハクチョウが泳いでいた場所の近くの杭ではコサギが口を大きく開けて鳴いていました。
カワウがいた場所はカモやハクチョウたちのフンまみれ。
普段はここにカモたちが集まるのでしょうが、今回この場所にカモは1羽もいませんでした。
そのカモたちは歩道のすぐ脇に混群で休憩をしていました。
オオバンは足元が気になるようで、その場で何度も足踏み。
せっかくなのでこの機会にオオバンの足をよく見てみると、水かきが鎧の様に見えるがっしりとした足でした。
別のオオバンは動くのが面倒なのか、座った状態で首だけ伸ばして周囲の草をついばんでいました。
その後、歩道を歩いていると植木から2羽のアオジが出てきました。
カモと同じく人馴れしているのか、人が歩くすぐ横で採餌していました。
大塚池の北側では今まで見られなかったホシハジロを発見。
ホシハジロはここではまだ少数派のようで、池全体で数羽しか見られませんでした。
電線に止まっていたのはモズ。
モズを警戒していたのか、モズの周りでは数羽のシジュウカラが大きな声で鳴いていました。
北側の歩道を歩いているとキジバトの残骸を発見。
これを見つける直前にカラスが何か大きなものをくわえて飛んでいくのが見えたので、カラスに食べられてしまったのでしょうか。
そんなハトの残骸のすぐそばでは水深が浅いのかマガモが必死に水に頭を突っ込んで採餌していました。
近くに猛禽がいたら一発で餌食になりそうなほど無防備な姿。
キンクロハジロはくちばしを背中に突っ込んで休憩中。
大塚池を一周した最後はスズメの群れに出会いました。
今回確認した野鳥
アオジ
オオハクチョウ
オオバン
オナガガモ
カワウ
キジバト
キンクロハジロ
コガモ
コクチョウ
コサギ
シジュウカラ
スズメ
セグロセキレイ
トビ
ハクセキレイ
ハシビロガモ
ヒドリガモ
ヒヨドリ
ホシハジロ
モズ
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