セグロセキレイが見られる生息地と探す際のポイント

セグロセキレイは多くの場所で留鳥として見られます。セグロセキレイは内陸部の河川敷や田んぼなどの水辺を好んで生息しているため、探す際は川沿いに田んぼが広がるような場所を探すのがおすすめです。

ほかのセキレイ類と同じく、開けた場所を尾羽を振りつつエサを探し回っていることが多いので地面を中心に探してみましょう。また、鳴きながら飛ぶことも多いので、視界の開けた場所で鳴きながら飛んでいるセグロセキレイを探すのもおすすめです。

また姿かたちのとてもよく似たハクセキレイとは生息域が被ることが多いので、識別には十分注意しましょう。

北総花の丘公園【千葉県】

千葉県印西市にあるオシドリの越冬地として有名な探鳥地、北総花の丘公園では主に公園の南側に広がる田んぼでセグロセキレイを見ることができます。

千葉ニュータウン中央駅から北総花の丘公園までは徒歩５分ほどですが、セグロセキレイがよく見られる南側の田園地帯までは徒歩２０分ほどかかるので、園内の戸神川防災調整池で水鳥を探したり、自然生態園でカワセミを探したりしながら田んぼへ向かうといいでしょう。

田んぼの中を流れる戸神川の水位が低い時には、水際を歩いている姿も見られます。戸神川沿いは砂利道が通っており歩くことができるので、公園の南端から戸神川沿いを探していくのもいいでしょう。

千葉県松戸市にある２１世紀の森と広場では園内を流れる小川の近くでセグロセキレイを見ることができます。

中でも四季の山野辺周辺が他の野鳥も多く、セグロセキレイの観察におすすめの場所です。キビタキなどが出ていて、四季の山野辺周辺が混んでいる場合は、光と風の広場の周りを流れる小川で探してみるのもいいでしょう。

また、２１世紀の森と広場はオオタカが見られる探鳥地としても有名なので合わせて探してみることをおすすめします。

茨城県南部にある稲敷市は市内の広い範囲が多くの野鳥が観察できる探鳥地となっており、セグロセキレイは主に田んぼやハス田で見ることができます。

稲敷市はとても広いのでセグロセキレイを探す際は他の野鳥の数も多い浮島地区を中心に探すといいでしょう。浮島地区の稲敷大橋のすぐ近くの野鳥観察窓の前にはトイレのある駐車場があるのでそこの拠点に探してみましょう。

稲敷にセグロセキレイを観察しに行く際は、田んぼやハス田に多くのシギチドリがやってくる春か秋の渡りの時期がおすすめです。

十余一公園【千葉県】

小木津山森林公園【茨城県】

宍塚大池【茨城県】

大野ダム【山梨県】

農道公園【静岡県】

太田川【静岡県】