八王子城跡で見られる野鳥と観察ポイント
留鳥 アオバト イカル エナガ カケス ガビチョウ ミソサザイ ヤマドリ
夏鳥 オオルリ キビタキ コサメビタキ サンコウチョウ ヤブサメ
冬鳥 アカゲラ ジョウビタキ ソウシチョウ トラツグミ リュウキュウサンショウクイ ルリビタキ
東京都八王子市にある八王子城跡は1年を通して多くの野鳥が観察できる探鳥地です。
観光地として整備されているため、林の中を歩きやすい遊歩道が通っており、気軽にバードウォッチングを楽しむことができます。
八王子城跡は夏鳥で特に人気の高いサンコウチョウが観察できるポイントとして有名なので、サンコウチョウ以外の野鳥を目的に行く際は人の多い初夏は避けた方がいいでしょう。
駐車場の利用時間は9時~17時ですが、時間外は少し離れた場所に時間外でも停められる臨時駐車場があります。
御主殿跡
御主殿跡は広場の様になっており、開けているため林縁にいる野鳥などが観察しやすいポイントです。
御主殿跡にはベンチもあり休憩していると、留鳥のアオバトや夏鳥のサンコウチョウなどの声が聞こえることもあります。
御主殿跡周囲の木々の上のてっぺんでは夏鳥のオオルリがさえずっていることもあるので、周囲の木々のてっぺんは要チェックです。
周囲の斜面では外来種のソウシチョウが群れで採餌していることもあるので、御主殿周囲を一周して探してみるといいでしょう。
また、人のいない冬の早朝などにはトラツグミが芝生で採餌している姿が見られることもあります。
冬の御主殿跡の周囲ではジョウビタキも見られることがあるので、林沿いを探してみるといいでしょう。
御主殿跡周囲の木々の上の方ではリュウキュウサンショウクイが飛び回っていることもあるので、要チェックです。
城山林道
城山川沿いを通る城山林道では1年を通して多くの野鳥を観察することができます。
留鳥としてはカケスやアオバト、ヤマドリ、ミソサザイなどが期待できます。カケスやアオバトは木々の上の方で鳴いていることが多いので、声が聞こえたら沢沿いの木々の上の方をチェックしてみましょう。
ヤマドリは人の少ない早朝などに沢沿いの斜面で見られることがあります。ヤマドリは歩く際にガサガサと大きな音を立てたり、 母衣うちをしたりするので音を頼りに探してみるといいでしょう。
また、沢沿いではミソサザイが見られることがありますが、保護色で気が付かないことも多いので、鳴き声を頼りにするなど注意深く探してみるといいでしょう。
夏鳥としてはオオルリやキビタキ、ヤブサメなどが期待できます。オオルリやキビタキは沢沿いの木々、ヤブサメは沢沿いの藪でさえずっていることがあるので声を頼りに探してみるといいでしょう。
冬鳥としては沢沿いの藪でルリビタキが期待できます。林道には開けたポイントがいくつかあるので、それらの藪沿いを中心に探していくといいでしょう。
また、沢沿いでは様々な鳴き方をするガビチョウも多く見られるので、声で野鳥を判断する際は注意しましょう。
ガイダンス施設周辺
ガイダンス施設の裏手には広場があり、林縁を広く見渡せるポイントになっています。
林縁を飛び回る野鳥を観察しやすく、特に葉の落ちる冬はアカゲラやイカルの群れなどが観察しやすいポイントです。
ヤマガラなどのカラ類も見られるので、ベンチで休憩しながら野鳥をゆっくり観察するのもおすすめです。
駐車場も隣接しているので、八王子城跡でバードウォッチングをする際の最初と最後に野鳥を探す場所とするといいでしょう。
管理人が実際に確認した野鳥
アオバト
アカゲラ
イカル
ウグイス
エナガ
オオルリ
カケス
ガビチョウ
カワラヒワ
キジバト
キセキレイ
キビタキ
コゲラ
コサメビタキ
コジュケイ
サンコウチョウ
シジュウカラ
ジョウビタキ
ソウシチョウ
ツバメ
トラツグミ
ハクセキレイ
ヒヨドリ
ミソサザイ
メジロ
ヤブサメ
ヤマガラ
ヤマドリ
リュウキュウサンショウクイ
ルリビタキ
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アクセス
駐車場:あり
トイレ:あり